天王寺ミオプラザ館
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天王寺ミオプラザ館(てんのうじミオプラザかん)は、大阪府大阪市天王寺区のJR西日本天王寺駅の駅ビルにあるショッピングセンターである。
本項目では、旧名称の天王寺ステーションデパート、ステーションプラザてんのうじだった時代の沿革についても記述する。
概要
天王寺駅の駅ビルが竣工した1962年に開業。当初は「天王寺ステーションデパート」と称していたが、2002年に「ステーションプラザてんのうじ」に改称。フロアは天王寺駅のコンコース(1階部分)をふくむ地上8階、地下1階建て。
6階-8階には天王寺都ホテルがあった(開業当初は大阪都ホテルと称した)。現在の天王寺都ホテル(当初「天王寺都ホテル新館」と称していた)が1992年に完成したのちは、「天王寺都ホテル本館」と名称変更し、2001年8月の本館閉館までは、併存して営業していた。
また、かつて地下には映画館「天王寺ステーションシネマ」もあった。
運営会社
現在の運営会社は、「天王寺SC開発株式会社」であるが、「ステーションプラザてんのうじ」時代は、「株式会社天王寺ステーションビルディング」が運営していた。出資比率はJR西日本が98.4%、JTBが1.6%。かつては近畿日本鉄道[1]や南海電気鉄道も出資していたが、JR西日本が取得。
2011年7月1日に、天王寺ミオ(現 天王寺ミオ本館)を運営する「天王寺ターミナルビル株式会社」が天王寺ステーションビルディングを吸収合併し、現在の名称となった[2]。
沿革
- 1962年9月21日 - 「天王寺ステーションデパート」として開業。
- 2002年 - 「ステーションプラザてんのうじ」へ名称変更。
- 2003年3月 - 外装を黒色から白色へ変更。
- 2009年12月1日 - 耐震化工事を伴う全館改装(一部テナント除く)。
- 2011年7月1日 - 株式会社天王寺ステーションビルディングが天王寺ターミナルビル株式会社に吸収合併され天王寺SC開発株式会社が発足。「天王寺ミオプラザ館」へ名称変更。
- 2012年11月22日 - 1階および中2階先行リニューアルオープン。
- 2013年3月15日 - 全館リニューアルオープン。
過去に出店していたテナント
- 駸々堂書店
- 野村證券天王寺駅支店 - 2011年4月22日で閉店し、同年4月25日にあべのキューズモールへ移転オープン。
- ナカヌキヤJR天王寺店
- 木村屋 → CAFE Prego(カフェ プレーゴ)天王寺駅店
- 産直ごちそう館 かいぞく - 2015年1月4日で閉店
関連項目
- 天王寺ミオ本館
- 和歌山ミオ
- piole(ピオレ)明石 - 旧 ステーションプラザ明石 ← 旧 明石ステーションデパート
- PLiCO(プリコ)西明石 - 旧 ステーションプラザ西明石
- きんえい - 天王寺ステーションシネマを運営
脚注
- ↑ 大阪都ホテル→天王寺都ホテルの運営に関与するため。
- ↑ グループ駅ビル会社の合併について 西日本旅客鉄道 2011年3月22日