国道320号
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国道320号(こくどう320ごう)は、高知県宿毛市から愛媛県宇和島市を経由して同県北宇和郡鬼北町に至る一般国道である。
概要
起点から宇和島市までは国道56号と重複しており、実延長は総延長の1/4程度である。南予地方の中心都市である宇和島と鬼北盆地とを短絡するルートで、1997年3月の柿原バイパス(宇和島市曙町〜同市柿原)開通によって全線の改良が完成した[2]。国道197号や高知自動車道と合わせ、宇和島地域から高知県中部間の速達コースとしても利用されている。
路線データ
一般国道の路線を指定する政令[3]に基づく起終点および経過地は次のとおり
- 起点:宿毛市(=国道56号上、国道321号終点)
- 終点:愛媛県北宇和郡日吉村[注釈 1](=国道197号交点)
- 重要な経過地:宇和島市、愛媛県北宇和郡広見町[注釈 1]
- 総延長 : 90.6 km[4][注釈 2]
- 重用延長 : 54.6 km[4][注釈 2]
- 未供用延長 : なし[4][注釈 2]
- 実延長 : 36.1 km[4][注釈 2]
- 指定区間:国道56号と重複する区間[5]
歴史
路線状況
重複区間
道路施設
トンネル
- 天神トンネル(L=481m、W=6.5m)1997年竣工
- 丸穂トンネル(L=1,065m、W=6.5m)1994年竣工
- 柿原トンネル(L=445m、W=6.5m)1990年竣工
- 鮎返隧道(L=109.5m、W=6.0m)1979年竣工
- 岩谷トンネル(L=450m、W=6.5m)1981年竣工
橋
- 新折付橋
道の駅
地理
通過する自治体
交差する道路
脚注
- ↑ 浅井建爾 『道と路がわかる辞典』 日本実業出版社、2001-11-10、初版。ISBN 4-534-03315-X。
- ↑ “街の顔が一新!整備が進む宇和島市中心部柿原バイパス完成”. いよぎん地域経済研究センター. . 2012閲覧.
- ↑ “一般国道の路線を指定する政令”. 電子政府の総合窓口 イーガブ. 2012年10月14日閲覧。
- ↑ 4.0 4.1 4.2 4.3 4.4 4.5 4.6 “表26 一般国道の路線別、都道府県別道路現況 (PDF)”. 道路統計年報2016. 国土交通省道路局. p. 18. . 2017閲覧.
- ↑ “一般国道の指定区間を指定する政令”. 電子政府の総合窓口 イーガブ. 2012年10月14日閲覧。
- ↑ 昭和44年政令第280号(1969年12月4日公布、1970年4月1日施行)
注釈