名島水上飛行場
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名島水上飛行場(なじますいじょうひこうじょう)は、福岡県糟屋郡多々良村(現:福岡市東区)名島にあった水上機専用の飛行場。
1930年(昭和5年)3月に開港し、日本航空輸送により大阪、中国、朝鮮、台湾方面への航空路が開設され国際空港として機能した。 1931年(昭和6年)9月17日には世界一周中のリンドバーグ夫妻を乗せたシリウス号が来訪した。 しかし、陸上機の離着陸が不可能であったため、福岡第一飛行場の開設後は定期便が消滅。福岡第二飛行場へと改称の後閉鎖された。
跡地は完全に埋め立てられ住宅地となっており、記念碑と「リンドバーグ通り」の名が残る。
出典・参考文献
- 柳猛直『福岡歴史探訪 東区編』(海鳥社、1995年)
- 空閑龍二『福岡歴史がめ煮 東区編』(海鳥社、2010年)
- “福岡市東区 歴史・名所 ~名島火力発電所、名島水上飛行場跡~”. 福岡市東区 区政推進部 企画振興課 (2010年3月27日). . 2011閲覧.
関連項目
- 名島橋:当飛行場への道路整備の一環として架橋された。