台湾ビール
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台湾ビール(たいわんビール、中文:台灣啤酒=タイワンピージョウ、英文:Taiwan Beer)は台湾の台湾菸酒公司が醸造・販売しているビールで、台湾最大のビール・ブランドである。
歴史
- 1919年、日本芳醸社長の安部幸之助らを発起人として「高砂麦酒株式会社」が設立される[1]。
- 1920年、日本の台湾領有下において高砂麦酒が台北州にビール工場を設立し、「高砂麦酒」(高砂ビール、たかさごビール)を販売開始。台湾全土における初のビール醸造事業となる [2]
- 1933年、当時の台湾総督府専売局の専売品となる
- 1943年、ミャンマー支社が設立される
- 1945年、「台湾啤酒(啤酒は中国語でビールの意)」と改名
- 1949年、台湾タバコ酒類公売局の所有となり、ビールは中華民国政府の専売品となる
- 1975年、「建国ビール工場」となる
- 1977年、国際ビール賞を受賞
- 2002年、台湾菸酒公司となる。Brewing Industry International Awardsを受賞
- 2010年、第16回アジア競技大会(中国・広州)の正式パートナー [3]
現状
現在台湾に4つの工場(台北・苗栗・台中・台南)があり、台湾最大のビール・ブランドである。
第16回アジア競技大会(2010年、中国・広州)の正式パートナーとなり、これを機に中国への販売を開始した。 [4]
関連項目
- 後宮信太郎 - 設立発起人のひとりで取締役就任。
- 世界のビール・ブランド
- 台湾のビール
脚注
- ↑ 第三章 高砂麥酒株式會社 『台湾酒専売史. 下巻』(台湾総督府専売局, 1941)
- ↑ もと高砂麦酒の訪問記 (2009年)
- ↑ 台湾ビールがアジア大会2010(中国・広州)の正式パートナーに (中国語)
- ↑ * 百度百科:台湾ビール (中国語)
外部リンク
- 台湾菸酒股份有限公司 (中国語)