南緯50度線
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南緯50度線(なんい50どせん)は、地球の赤道面より南に地理緯度にして50度の角度を成す緯線。南緯50度線はその大部分が公海上を走っており、大西洋、インド洋、太平洋、チリ、アルゼンチンを通過する。
この緯度の下では、夏至点時は16時間22分で、冬至点時の可照時間は8時間4分である[1]。また、太陽の南中高度は夏至点時で63.83度で、冬至点時は16.17度である。
通過する地域一覧
南緯50度線は、本初子午線から東に向かって以下の場所を通っている。
地理座標 | 国土・領土・領海 | 備考 |
---|---|---|
東経0度0分南緯50度 東経0度 | 大西洋 | |
東経20度0分南緯50度 東経20度 | インド洋 | ケルゲレン諸島(フランス領南方・南極地域の旗 フランス領南方・南極地域)のちょうど南を通過する。 |
東経147度0分南緯50度 東経147度 | 太平洋 | アンティポデス諸島( ニュージーランド)のちょうど南を通過する。 |
西経74度53分南緯50度 西経74.883度 | チリ | パタゴニア群島及びチリ本土を通過する。 |
西経73度26分南緯50度 西経73.433度 | アルゼンチン | |
西経67度54分南緯50度 西経67.9度 | 大西洋 |
脚注
- ↑ アメリカ海軍天文台. “Duration of Daylight/Darkness Table for One Year”. . 2013-6-5閲覧.