中国建設銀行
提供: miniwiki
中国建設銀行(ちゅうごくけんせつぎんこう、Zhongguo Jianshe Yinhang)は、中華人民共和国の四大商業銀行の1つである。
概要
国内に38の分行と21,000余の支店網、ATM10,000台余を展開し、行員41万人、総資産規模は3兆人民元に達する。中国銀行、中国工商銀行、中国農業銀行と並び、中国の四大商業銀行とされる。
総行(本店)は北京市西二環路金融大街(北京金融街)の中国建設銀行ビルに所在する。このビルは地上22階、地下3階、高さ100メートルで、1998年に完成した。
銀聯カードとの取引もある。
沿革
1954年10月1日、国家の基本建設資金を効率的に管理するため、中国人民建設銀行として創設された。1980年代中頃から改革開放政策により、個人貯蓄や住宅貸付、企業貸付、国際金融業務などにも進出、1994年には金融改革の一環として政策金融分野は財務部と国家開発銀行に移管し、商業金融に特化した。1996年3月26日、中国人民建設銀行は現行の中国建設銀行と改称している。 2005年10月27日、中国の四大国有銀行として初めて、香港証券取引所に上場した。
不祥事
- 2016年4月、中国中央規律委員会は300人を越える同行職員に規律違反があると指摘した[1]。
関連項目
出典
- ↑ 中国共産党中央規律検査委、中国建設銀の規律違反を指摘 - ロイター(2016年5月11日閲覧)