ロイヤル・アルバート・ホール
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ロイヤル・アルバート・ホール(Royal Albert Hall of Arts and Sciences)は、イギリスのヴィクトリア女王の夫であるアルバート公に捧げられた演劇場である。ロンドン中部のサウス・ケンジントン近隣、シティ・オブ・ウェストミンスターに位置し、同劇場の位置する区画はアルバートポリスとして知られる。
概要
1871年3月29日の開場以来、ロイヤル・アルバート・ホールでは多くのイベントが行われ伝説的人物を生みだし、「ザ・ネイションズ・ヴィレッジ・ホール」と呼ばれた。
建物の大きさは83メートル(272フィート)×72メートル(236フィート)で、形は楕円形をしており、8,000人のキャパシティーがある。9,000人までの入場が可能であるが、現代の安全基準では収容数を7,000人としている。ホールの天井は鉄骨のドームにガラス張りとなっており、高さは41メートル(135フィート)である。ホールの外部には「芸術と科学の勝利」を描く巨大なテラコッタが展示される。
1941年より毎年夏に開催されている「BBCプロムナードコンサート」(The Proms)の会場としても広く知られる。また他にも、クラシックからポップスまで、様々な音楽のコンサートが開催されている。ホールは、ステージ後方に、パイプオルガンを備える。
1968年にはユーロビジョン・ソング・コンテストが、1969年から20年間、ミス・ワールド世界大会の会場として使用された。
また、ボクシングやプロレスリング、テニス等のスポーツイベントも開催されることもある。1991年に日本の大相撲が英国で公演を行った会場でもある。
広大なハイドパークにつながるケンジントン・ガーデンズに面している。
関連項目
脚注
参照
外部リンク