ラ・トゥーレット修道院

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座標: 東経04度37分20秒北緯45.81917度 東経4.62222度45.81917; 4.62222 ラ・トゥーレット修道院(ラ・トゥーレットしゅうどういん、: Couvent de la Tourette)は、フランスリヨン郊外にある、ル・コルビュジエが設計したカトリック ドミニコ会修道院聖母マリアを称えて献堂されCouvent Sainte-Marie de La Touretteとも称される。

概要

1953年に設計が開始され、1956年着工、1960年竣工。

ロンシャンの礼拝堂とならび、ル・コルビュジエ後期の代表的作品といわれ、また建築思潮の上でも後期モダニズムの重要な一作品として位置づけられる。

ロンシャンの自由な曲線を使って丘の頂上に外観を際立たせた造形とは対比的に、丘の斜面に沿うように建つ外観はむしろ禁欲的で垂直と水平の直線だけの矩形としてデザインされており、斜面の力を顕在化させた力強い建築として構成されている。

建築と数学とを学び、後に現代音楽の作曲家として名を挙げたヤニス・クセナキスがコルビュジェの弟子として設計に参画している。

現在では修道会と公共のためのカンファレンス・センターとして活用されている[1]

建築

所在地

  • BP105 Eveux, 69591 L'Arbresle cedex
  • アクセス:リヨン市街中心部より西北西に直線距離約15km。
    市街からは国道N7号(リヨン・パリ道路)でラルブレル(L'Arbresle)経由で約25km。あるいは、リヨン中央駅から地方鉄道でラルブレル下車、エヴー(Éveux)経由で約1.5km。

脚注

  1. 加藤道夫 『ル・コルビュジエが見たい!』 洋泉社、2016年。ISBN 978-4-8003-1023-1。

参考文献

外部リンク