ペセタ

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ペセタ (peseta) は、1998年12月31日まで発行されていたスペイン、およびアンドラ通貨単位。国際通貨コード(ISO 4217)は、ESP。通貨記号は、

1999年からスペインはユーロを通貨単位として使用することになり、2002年1月に紙幣とスペイン独自のユーロ硬貨が発行された。対ユーロのレートは1ユーロ=166.386ペセタとされた。2002年3月1日に、ペセタは通貨単位として使用停止になった。ペセタのユーロへの交換に期限は設けられていない。スペインの500ペセタ硬貨は発行当初約700円の価値を有し、スイスの5フラン硬貨と並んで流通硬貨では世界で最高額の硬貨であった。

語源は、カタルーニャ語で小さな物を意味するペセタ (peceta) である。

ファイル:ESP-USD 1996-1999.svg
対ドル為替レート(1996年-1998年)
ファイル:JPY-ESP 1996-1999.svg
対円為替レート(1996年-1998年)
ファイル:Pesetas fin siglo XX.jpg
2002年に廃止されたペセタ硬貨(500ペセタ硬貨を除く)。左下は比較のための1ユーロ硬貨。25ペセタ硬貨は日本の5円硬貨と同様に真ん中に穴があり、50ペセタ硬貨は「スパニッシュ・フラワー」と呼ばれる装飾が硬貨の縁をいろどっていた

記号の符号位置

記号 Unicode JIS X 0213 文字参照 名称
U+20A7 ₧
₧
ペセタ記号

関連項目

外部リンク

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