ヘカベ (エウリピデス)
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『ヘカベ』(ヘカベー、希: Ἑκάβη, Hekabē、羅: Hecuba)は、古代ギリシアのエウリピデスによるギリシア悲劇の1つ。
トロイア戦争終結後、トロイア王プリアモス妻で、アガメムノーンの奴隷となったヘカベーが、息子ポリュドーロスを殺したトラキア王ポリュメーストールに復讐する様を、ケルソネーソスの浜辺の幕舎を舞台に描かれる。
上演年は分かっていない。紀元前424年頃の作品と推定される[1]。
構成
日本語訳
- 『希臘悲壯劇 エウリーピデース 上』 世界文學社、1949年
- 『ギリシア悲劇全集Ⅲ エウリピデス篇Ⅰ』 人文書院、1960年
- 『ギリシャ悲劇全集Ⅲ エウリーピデース編〔Ⅰ〕』 鼎出版会、1977年
- 『ギリシア悲劇Ⅲ エウリピデス(上)』 ちくま文庫、1986年
- 『ギリシア悲劇全集6』 岩波書店、1991年
脚注・出典
- ↑ 『全集6』 岩波 p.383