テラ (医療サービス)

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テラ株式会社: tella, Inc)は、東京都港区に本社を置き医療支援事業を行う企業。

概要

東京大学医科学研究所発のベンチャー企業で、2004年(平成16年)6月24日に設立。樹状細胞ワクチン療法および再生医療の研究・開発や樹状細胞ワクチン療法等の技術・ノウハウの提供などの医療支援事業を行っている。企業理念は「医療を作る」。

社名の由来はtera(兆)、terra(地球、グローバル)、tell(伝える、発信する)から構成された造語であり、「人体を構成する60兆個の細胞を科学する企業」、「世界に向けて発信する、グローバルなヘルスケア企業」という意味が込められている。

2014年現在、国立病院、大学病院、クリニックなど、約30の医療機関と契約をし、技術提供を行っている。

沿革

  • 2004年平成16年)6月24日 - 設立。
  • 2005年(平成17年)5月 - 樹状細胞ワクチン療法等の技術・ノウハウの提供を開始。
  • 2007年(平成19年)8月 - 株式会社癌免疫研究所とWT1ペプチドの細胞療法への応用に関する独占実施許諾契約を締結。
  • 2009年(平成21年)3月26日 - ジャスダックNEOに株式を上場。
  • 2010年(平成22年)
  • 2011年(平成23年)
    • - 1月 慶應義塾 慶應義塾大学医学部と共同研究契約を締結。
    • - 2月1日 - バイオメディカ・ソリューション株式会社の第三者割当増資を引き受け連結子会社化。
    • - 7月 国立大学法人九州大学と共同でナチュラルキラー細胞に関する特許を出願。
    • - 7月11日 - 株式会社バイオイミュランスの第三者割当増資を引き受け[1]
    • - 9月 旭化成株式会社とがん治療を目的とした細胞プロセッシング装置の共同研究開発を開始。
    • - 12月 学校法人慶應義塾 慶應義塾大学医学部と腫瘍浸潤リンパ球療法に関する共同研究契約を開始。
    • - 12月6日 - 旭化成株式会社を割当先とした第三者割当増資を実施[2]
  • 2013年(平成25年)
    • - 4月 株式会社日本網膜研究所(現:株式会社ヘリオス)へ出資。
    • - 4月 国立大学法人九州大学と共同研究契約を締結し、樹状細胞ワクチンのがん治療用再生医療等製品開発実現に向けた活動を開始。
    • - 5月 子会社タイタン株式会社を設立[3]
    • - 11月 東京都港区赤坂に本社を移転。
  • [2014年]
    • - 1月テラファーマ株式会社を設立[4]
    • - 2月株式会社ジナリスと共同で子会社株式会社ジェノサイファーを設立[5]

脚注


外部リンク