スム
O‘zbek so‘m / Ўзбек сўм (ウズベク語) | |
ISO 4217 コード | UZS |
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中央銀行 | ウズベキスタン共和国中央銀行 |
ウェブサイト | www.cbu.uz |
使用 国・地域 | ウズベキスタン |
インフレ率 | 7.6% |
情報源 | The World Factbook, 2006年推計. |
補助単位 | |
1/100 | ティイン |
複数形 | スム |
硬貨 | 1, 5, 10, 25, 50, 100 スム |
紙幣 | 1, 3, 5, 10, 25, 50, 100, 200, 500, 1000, 5000, 10,000, 50,000 スム |
スムは、ウズベキスタンの通貨。ISO 4217の通貨コードはUZSである。
旧ソビエト連邦時代、カザフ、キルギス、ウズベクではソ連通貨であったルーブルはスムと呼ばれており、通貨の裏側に15の連邦構成国語で書かれた額面にもそう記載があった。連邦崩壊後に独立したウズベキスタンもその呼称を採用した。スムとは、カザフ語、キルギス語、ウズベク語に限らずトゥルク系諸言語において純金を意味する。
ソ連崩壊後も旧ソ連諸国の多くはソビエトルーブルを使用し続けていたが、1993年7月26日にロシアが新ロシアルーブルを発行したのを機に各国も独自通貨を発行し始めた。1993年11月15日、ウズベキスタンは新通貨スムを発行し、ルーブルと交換した。1、3、5、10、25、50、100、200、500、1000、5000 および 10,000スムが発行されたが、これは当初より過渡的なものと考えられていたため、紙幣のデザインはかなり単純化されたものであった。
1994年7月1日、2番目のスム(新スム)が発行され、1新スム=1000旧スムのレートで交換された。スムの下に100分の1であるティインという単位も導入された。
ウズベキスタンでは、ソ連からの独立以後、公共物のラテン文字化を進めたが、紙幣は例外的に国民に浸透している旧来のキリル文字が使用されている。ただし、2013年に新たに発行された5000スム札からラテン文字表記となった。なお、貨幣は、既にラテン文字化されている。
インフレが進行した結果、2017年現在では小額紙幣や硬貨はほぼ流通しておらず、100スム以上の紙幣のみが用いられている[1]。また公定レートと闇レートの乖離も激しく、2016年時点で公定レートの1ドル2837スムに対して闇レートが1ドル5950スムと倍以上の価格差が生じていたが[2]、2017年9月には公定レートが闇レートと同水準の1ドル8100スムへと92.4%切り下げられている[3]。
現在のUZSの為替レート | |
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Google Finance: | AUD CAD CHF EUR GBP HKD JPY USD RUB CNY |
Yahoo! Finance: | AUD CAD CHF EUR GBP HKD JPY USD RUB CNY |
XE: | AUD CAD CHF EUR GBP HKD JPY USD RUB CNY |
OANDA: | AUD CAD CHF EUR GBP HKD JPY USD RUB CNY |
fxtop.com: | AUD CAD CHF EUR GBP HKD JPY USD RUB CNY |
脚注
- ↑ (2017) 地球の歩き方 D15 中央アジア サマルカンドとシルクロードの国々 2017~2018年版. ダイヤモンド社. ISBN 978-4-478-06053-7.
- ↑ “闇市場のドル、公定為替相場を136%上回るケースも-新興国の痛み”. ブルームバーグ (2016年2月15日). . 2017閲覧.
- ↑ “外為規制を緩和、通貨の公定レート9割切り下げ-「二重為替」の解消でビジネス環境の改善狙う-”. JETRO (2017年9月11日). . 2018閲覧.