シロメダカ
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シロメダカ(白目高)はメダカの突然変異型(品種)の一つである。
特徴
突然変異により、野生型のメダカが持つ黒色の色素胞(黒色素胞(メラノフォア))を欠く変異型である。白色(ロイコフォア)、虹色(イリドフォア)の各色素胞を持ち、黄色の色素胞(キサントフォア)が発達していないため、体は白い。市場の流通はヒメダカより少ない。
種類
品種改良によりシロメダカの色の出具合が異なり、黄色が強いメダカはクリームメダカ[1]呼ばれ、虹色が強いメダカはサクラメダカと呼ばれている。完全に白のメダカ[2]は少ない。
体型
観賞用のメダカは体型により細分化された俗称を持つ。背中がホタルの様に光るヒカリメダカ(ホタルメダカ)系、目が赤く光るアルビノ系[3]、目が細い男前系[4]、体が縮まりヘルニアのような状態が強いダルマ系、若干弱めの半ダルマ系[5]に細分化される。
遺伝子
同じシロメダカの親からでもヒメダカ、アオメダカは誕生する。また、前述の体型の異なったタイプも誕生をする。例外として完全な白同士の親に限り、前者は産まれず、後者は産まれる。
飼育
他のメダカと同じ飼育方法でよい。注意する点は体が白いため、暑さに弱い傾向にあり、産卵時には他のカラーメダカのよりも死亡率は高い。