カリウムアミド

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カリウムアミド: Potassium amide)は、化学式KNH2で表される金属アミドの一種である。

製法

カリウムアンモニアから製造することができる[1]

<ce>2K\ + 2NH3 -> [65-105^oC] 2KNH2\ + H2</ce>

性質

吸湿性のある灰白色の粉末で、水と反応する[2][3]

単斜晶系の結晶構造で、空間群P21/m である。湿った空気中で分解し、水酸化カリウムアンモニアを生じる[3]

1808年に、フランスの化学者ジョセフ・ルイ・ゲイ=リュサックルイ・テナールにより発見された[4]

用途

有機化学において、求核置換反応重合反応に使用される[5]

脚注

  1. R. Abegg, F. Auerbach: 'Handbuch der anorganischen Chemie'. Verlag S. Hirzel, Bd. 2, 1908. S. 368.Volltext
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  4. Sächsische Akademie der Wissenschaften (2002). Chronologie der Naturwissenschaften. 
  5. Karl-Heinz Lautenschläger, Werner Schröter, Andrea Wanninger. Taschenbuch der Chemie.