エメラルド・トライアングル

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座標: 西経123度32分40秒北緯40.00198度 西経123.54453度40.00198; -123.54453

エメラルド・トライアングル
アメリカ合衆国における大麻の合法化状況。黄緑は医療用の大麻が認められた州、緑は非犯罪化された州、濃緑はその両方が認められた州。
アメリカ合衆国の旗 アメリカ合衆国
カリフォルニア州の旗 カリフォルニア州

エメラルド・トライアングル: Emerald Triangle)は、アメリカ合衆国カリフォルニア州北部のメンドシーノ郡ハンボルト郡およびトリニティ郡を合わせた地域を指し、この3郡がアメリカ合衆国の中でも最大の大麻生産地域となっていることから名付けられた[1]。カリフォルニア州命題215号では、郡内で医者の推薦を得た患者と介護人に合法的に99株までマリファナの栽培を認めている[2]。この地域は「レッドウッドカーテンの後」とも言われ[3][4]、これら3郡を繋ぐ主要道路であるアメリカ国道101号線とカリフォルニア州道299号線が狭く、曲がりくねっており、海岸セコイア(Sequoia sempervirens)の木が並木になっていることから名付けられた。この2つの道でエメラルド・トライアングルをカリフォルニア州の他の地域から切り離すような形になっている。

これら3郡はそのリベラルでリバタリアニズムな政治姿勢であることで知られており、伝統的には製材業に依存してきた。またジェファーソン州と名付けられたカリフォルニア州からの分離運動を行った地域でもある。このときは北隣のオレゴン州の数郡も計画に加わっていた。

3郡の2010年時点での総人口は225,835人だった。面積10,260平方マイル (26,600 km²) の深い森があり、全体に人家はまばらに散らばっている。地域の主要産品が大麻であり、メンドシーノ郡が発注した研究では郡経済で大麻生産額がその3分の2にも上っている。

関連項目

脚注