エディ・ジョブソン
エディ・ジョブソン | |
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基本情報 | |
出生名 | Edwin Jobson |
生誕 | 1955年4月28日 |
出身地 | イングランド |
ジャンル | プログレッシブ・ロック |
職業 | キーボーディスト、ヴァイオリニスト、作曲家 |
担当楽器 | キーボード、ヴァイオリン |
活動期間 | 1972年 - |
共同作業者 |
カーヴド・エア ロキシー・ミュージック フランク・ザッパ UK ジェスロ・タル UKZ |
公式サイト | www.eddiejobson.com |
エディ・ジョブソン(Edwin "Eddie" Jobson、1955年4月28日 - )は、イギリス出身のキーボード・ヴァイオリン奏者。
略歴
1972年末、18歳でカーヴド・エアにダリル・ウェイの後任として加入し、プロ・ミュージシャンとしてのキャリアを開始する。1973年にはロキシー・ミュージックにブライアン・イーノの後任として加入。その後フランク・ザッパ・アンド・マザーズを経てU.K.を結成。U.K.解散後は、ジェスロ・タルでの客演を経て、1983年にソロ・アルバム「ZINC(グリーン・アルバム)」、1985年に「THEME OF SECRETS」を発表する。Private Music レーベルよりリリースされたPiano OneにEddieが10代のときに作曲した3曲、Dark Room、Ballooning Over Texas、Disturbance In Viennaが収録されている。発表は前後するものの、Diaturbance In ViennaはもちろんTheme Of SecretsのMemories Of Viennaの原曲である。
1992年、Korgのシンセサイザーを使ったミュージシャンのコンピレーションアルバムにおいてSketcth For Orchestra#4を発表した。
その後はテレビ番組やCMの音楽制作を生業としていたが、1995年ごろ、U.K.再始動を計画する。しかし多忙な本業を抱えながらの制作は難航し、やがて再びジョン・ウェットンと仲違いをして計画は頓挫してしまう。このマテリアルは元々アルバムでフィーチャーされる予定だったブルガリアン・コーラスを前面に押し出した形でソロプロジェクトに活かされた。2007年末、ジョブソンはトレイ・ガン(元キング・クリムゾン)らと共にUKZを結成し、久々にバンドとしての活動を開始。2009年1月24日には、ニューヨークでUKZとしての初のライヴを行った。同年6月には、ジョブソンにとって30年ぶりとなる来日公演が、東京、名古屋、大阪の三都市で行われた。2010年6月15、16、17日、大阪、東京でU-Z Projectを率いて再来日、公演。
2013年、デビュー40周年記念公演を日本で開催している。ジョン・ウェットン、カーヴド・エアのソーニャ・クリスティーナが客演した。
概要
人間的にも創作者としても我の強いタイプと言われており、U.K.や、リハーサルのみ参加したイエスなどでも、音楽性その他を巡って他のメンバーと対立したと伝えられている。
1984年、再結成してアルバム「ロンリー・ハート (90125)」の録音がほぼ完了していたイエスからトニー・ケイが解雇されている。プロデューサーのトレヴァー・ホーンから嫌われていたとの噂があるが詳細は不明である。この時、リック・ウェイクマン、パトリック・モラーツの往年のイエスのキーボード奏者に匹敵するスーパー・キーボード・プレイヤーとしてエディ・ジョブソンがイエスに招集されている。エディ・ジョブソンはレコーディングには参加しなかったが、大ヒットした「ロンリー・ハート」のビデオ・クリップの撮影には参加し、そのビデオ・クリップの中で彼の雄姿を見ることができる。ところが、イエスのマネージメント側が「これはあのイエスの再結成なのだ」というイメージで売る方針でトニー・ケイを呼び戻すことになり、エディ・ジョブソンは「イエスにキーボード・プレイヤーは2人いらない」と言ってイエスを脱退した。
ディスコグラフィー
ソロ
- 1976 Yesterday Boulevard b/w On a Still Night (SINGLE)
- 1983 ZINC/The Green Album
- 1985 THEME OF SECRETS
- 2000 Voices Of Life
- UK再始動プロジェクトでの"Legacy"アルバム用の素材を使用。
- 2010 Ultimate Zero - The Best Of The U-Z Project Live
- 2015 Four Decades
バンド
- 1973 AIR CUT - Curved Air
- プロ活動の最初のアルバム。2004年に初CD化されている。
- 1973 STRANDED - Roxy Music
- 1974 COUNTRY LIFE - Roxy Music
- 1975 SIREN - Roxy Music
- 1976 Viva! - Roxy Music
- 1978 ZAPPA IN NEW YORK -Frank Zappa
- フランク・ザッパ・バンド時代の2枚組ライヴ盤。テリー・ボジオやブレッカー・ブラザーズらと共演。
- 1978 STUDIO TAN -Frank Zappa
- ‘Lemme Take You To The Beach’にてKeyboards&Yodeling
- 1978 U.K.(邦題は「憂国の四士」) -U.K.
- エディ・ジョブソンがクローズ・アップされた最初の作品とされている。
- 1979 Danger Money - U.K.
- トリオ編成になり、リズムセクションとボーカル以外は全てエディ・ジョブソンが演奏を担当している。
- 1979 Night After Night -U.K.
- 1980 A - JETHRO TULL
- 元々はイアン・アンダーソンのソロとして制作が開始されたアルバム。そのため、従来のジェスロ・タルとは一線を画した内容と評されている。
- 2009 Radiation - UKZ
TV・映画
- ハイテク武装車バイパー(アメリカ・1994 - 1999)
- 刑事ナッシュ・ブリッジス(アメリカ・1996 - 2001)
その他
- 1975 USA - King Crimson
- ライヴ盤だが、ジョブソンがスタジオでオーヴァーダビングしたヴァイオリンとエレクトリック・ピアノの演奏を一部楽曲で使用[1]。