アーロン・ループ

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アーロン・クリストファー・ループAaron Christopher Loup , 1987年12月19日 - )は、アメリカ合衆国ルイジアナ州ラフォーシェ郡レースランドEnglish版出身のプロ野球選手投手)。左投左打。MLBフィラデルフィア・フィリーズ所属。

愛称はルーピーLoupy[1]

経歴

プロ入りとブルージェイズ時代

2009年MLBドラフト9巡目(全体280位)でトロント・ブルージェイズから指名され、プロ入り。

2012年7月12日にAA級ニューハンプシャー・フィッシャーキャッツから昇格し、7月14日クリーブランド・インディアンス戦でメジャーデビューを果たした。その後は安定した投球でメジャーに定着。マウンド上での落ち着きはジョン・ファレル監督(当時)からも賞賛された[2]8月3日オークランド・アスレチックス戦の15回表には、ブルージェイズの投手としては球団創設以来初めてア・リーグ相手の試合で打席に入った(結果は遊ゴロ)[3]

2013年、64試合にリリーフ登板。防御率を前年から改善し(2.64→2.47)、メジャー初白星及び初セーブを含む4勝(6敗)・2セーブを挙げた。

2014年は前年を上回る71試合に登板したが、防御率が大幅に悪化し自身初の3.00台にのったほか、前年以下の投球イニングで倍増以上となる30四球を与えるなど、やや調子が落ちたシーズンとなった。

2015年は60試合に登板、これで3年連続60試合以上に投げた事になったが、防御率は更なる上昇カーブを描き、4.46まで跳ね上がった。高い制球力の面では、デビューイヤー以来となる1ケタ四球にまとめ上げた。

2016年は、スプリングトレーニングの頃から前腕を故障し、そのリハビリの為に出遅れた[4]。この影響もあって21試合の登板に留まり、60試合以上の登板は3年連続でストップした。また、防御率5.02も自己ワーストだったが、2年連続で9.0以上の奪三振率をマークするなど、投げれば実力者である事を示した。

2017年は70試合登板と復活を見せ、2勝3敗・防御率3.75を記録。奪三振率は自己最高の10.0を記録したが、与四球率(4.5)とWHIP(1.53)は自己ワーストであった。

フィリーズ時代

2018年7月31日ジェイコブ・ワゲスパックとのトレードで、フィラデルフィア・フィリーズへ移籍した[5]

投球スタイル

フォーシームは全く投げず、平均92マイルのシンカーが全投球の3/4以上を占める。変化球カーブがメインで、右打者にはたまにチェンジアップも投げる(※データは2012年のPITCHf/x[6]。変則的な投球フォームだが、制球力は良い。

詳細情報

年度別投手成績

2012 TOR 33 0 0 0 0 0 2 0 6 .000 117 30.2 26 0 2 0 0 21 1 1 10 9 2.64 0.91
2013 64 0 0 0 0 4 6 2 8 .400 282 69.1 66 5 13 4 7 53 2 0 23 19 2.47 1.14
2014 71 0 0 0 0 4 4 4 13 .500 283 68.2 50 4 30 5 6 56 5 0 25 24 3.15 1.17
2015 60 0 0 0 0 2 5 0 9 .286 186 42.1 47 6 7 0 6 46 0 0 24 21 4.46 1.28
2016 21 0 0 0 0 0 0 0 2 .286 62 14.1 15 2 4 0 3 15 3 0 8 8 5.02 1.33
2017 70 0 0 0 0 2 3 0 6 .400 265 57.2 59 4 29 5 6 64 3 0 27 24 3.75 1.53
MLB:6年 319 0 0 0 0 12 20 6 44 .375 1195 283.0 263 21 85 14 28 255 14 1 117 105 3.34 1.23
  • 2017年度シーズン終了時

背番号

  • 62(2012年 - 2018年7月30日)
  • 47(2018年8月3日 - )

脚注

関連項目

外部リンク

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