Microsoft Windows 10 Mobile

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Windows 10 Mobile
Microsoft Windows ファミリー
開発者
マイクロソフト
ウェブサイト www.microsoft.com/ja-jp/windows/phones
リリース情報
リリース日 2015年11月16日(8年前) (2015-11-16 [info]
ソースモデル クローズドソース
ライセンス マイクロソフト ソフトウェア ライセンス条項
カーネル ハイブリッドカーネル
更新方式 FOTA, OTA
プラットフォーム ARMv7, ARMv8, IA-32
先行品 Windows Phone 8.1
サポート状態
メインストリーム フェーズ, 開発中
released in November 2015
メインストリーム サポート終了日:2018年1月9日[1]

Windows 10 Mobile(ウィンドウズ テン モバイル)

マイクロソフトが開発およびリリースしている、Windowsシリーズに属するスマートフォンおよび8インチ未満のタブレット用のモバイルオペレーティングシステム (OS)

コードネームは「Threshold(スレッショルド)」(ビルド 10586まで)および「Redstone(レッドストーン)」(ビルド 14267から)。

概要

Windows 10 Mobileは、Windows Phone 8.1の後継にあたるOSであり、デスクトップ版Windows 10とプラットフォームが完全に統一されている。名称はかつてマイクロソフトが展開していたモバイルオペレーティングシステムWindows Mobileにちなむ。

Windows 10で導入されたユニバーサルWindowsプラットフォーム (UWP) 用に開発されたアプリは、一つのコードでWindows 10, Windows 10 Mobile, Windows 10 IoTで動作させることが出来る。言い換えれば、UWPでアプリを開発することで、PCでもスマートフォンでも動作する。また、旧来のWindows Phoneアプリとの互換性も確保されており、それらのアプリはデスクトップ版Windows 10では動作しないが、Windows 10 Mobileでは動作する。

プレインストールのMicrosoft OfficeやOneDriveとの高い親和性を売りとしており、デバイスのデータや設定を簡単にOneDriveにバックアップ、同期することができる。PCでOneDriveにOffice 文書を保存しておけば、Windows 10 MobileでもOneDriveから直接Office Mobileアプリで閲覧や編集が可能。ただし、Continuum for phonesでWord、ExcelおよびPowerPointで編集機能を使用するには、Office 365のサブスクリプションが必要となる。2016年3月31日までは無料で試用可能[2]

Windows 10 Mobileは、Windows Phone 8.1の機能を受け継いでおり、パーソナルアシスタントのCortanaがサポートされているほか(日本語にも対応した)、Wi-Fi センサーや、アクション センター、ウォレットなどをサポートしている。Windows Phone独自の入力方法も受け継がれており、Windows Phone 7.5で導入されたカーブ フリック(日本語入力の際に、フリック入力でカーブに入力することで濁点・半濁点・拗音・促音が一度に入力できる)、Windows Phone 8.1で導入されたワードフロー入力(英語入力の際に、スクリーン キーボード上で指を離さずに一筆書きのように動かすことで単語が入力できる)が利用できる。デュアルSIM端末では、従来のWindows Phoneと同じく、電話タイルとメッセージング タイルが2つあり、SIMごとに分かれている。これにより、使い分けが簡単にできる。SIMにはそれぞれ好きな名前をつけることができ、SIMごとに機能を完全にオフにする(そのSIMの通信を完全に遮断する)ことも可能である。

エンタープライズ向け機能も充実しており、デバイスの暗号化、Enterprise Data Protection, BitLocker, Credential Guard, Device Guard, Trusted Boot, Conditional accessがサポートされており、PC向けWindows 10と同じく強固なセキュリティが確保される[3]。 また、モバイルデバイス管理 (MDM) 機能が提供されており、Azure Active Directory (Azure AD)への参加がサポートされている。Dynamic Provisioningにより、BYODに対しても柔軟な管理機能を提供する。また、クラウドでホストされているアプリへのシングル サインオンや、基幹業務アプリのサイドローディング、ビジネス向け Windows ストア、きめ細やかな UX 制御の各機能もサポートしている。 これらの機能に加え、Mobile Enterpriseではさらに、Windows Update for Business と Current Branch for Business (CBB)に対応している.

脚注

外部リンク



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