高柳俊一
提供: miniwiki
2017/9/3/ (日) 17:29時点におけるja>Nisskによる版 (→記念論集)
高柳 俊一(たかやなぎ しゅんいち、1932年 - )は、日本の英文学者、神学者。上智大学名誉教授。
略歴
新潟県生まれ。1954年上智大学文学部英文科卒業。54‐58年米国留学、フォーダム大学大学院から博士号を受ける。1966年-1970年ドイツのザンクト・ゲオルゲン神学院にて神学研究、神学修士号を受け、カトリック司祭に叙階される。上智大学文学部英文学科教授を務め、キリスト教神学、T・S・エリオットなど英文学について多く著作を行う。
著書
- 人間と都市 産業能率短期大学出版部 1974年
- 現代人の神学 キリスト論的素描 新教出版社 1974年
- ユートピアと都市 黙示思想の系譜 産業能率短期大学出版部 1975年
- 都市の思想史 近代的市民像の源流 産業能率短期大学出版部 1975年
- 精神史のなかの英文学 批評と非神話化 南窓社 1977年12月
- 英文学入門 大修館書店 1982年11月
- ユートピア学事始め 福武書店 1983年3月
- T・S・エリオット研究 都市の詩人/詩人の都市 南窓社 1987年1月
- T.S.エリオットの比較文学的研究 南窓社 1988年3月
- 聖書を読む 1 マタイによる福音書 筑摩書房 1988年12月 (こころの本)
- T.S.エリオットの思想形成 南窓社 1990年2月
- 知恵文学を読む 筑摩書房 1990年2月 (こころの本)
- カール・ラーナー研究 根底化と希望の思想形成 南窓社 1993年3月
- 英文学とキリスト教文学 創文社 2009年9月 (長崎純心レクチャーズ)
共編著
- 都市の神学 新教出版社 1977年7月 (今日のキリスト教双書)
- 受容の軌跡 西欧思潮と近代日本 南窓社 1979年3月
- キリストの体験 南窓社 1979年12月 (聖書研究叢書)
- キリストを示す パウロ思想を中心にして 南窓社 1980年11月 (聖書研究叢書)
- 近代文学のなかのキリスト教 南窓社 1981年12月
- 福音書の中のイエスス・キリスト 南窓社 1982年2月 (聖書研究叢書)
- 聖書の神と人 南窓社 1983年6月 (聖書研究叢書)
- スタンダード英語講座 第10巻 英文学の世界 中野記偉共著 大修館書店 1985年3月
- 神の福音に応える民 リトン 1994年11月
- 聖書における人物像 リトン 1995年11月
- 聖書のドラマに登場する人物 リトン 1996年11月
- 聖書における諸宗教との出会い リトン 1997年11月
- 救いの歴史の物語 聖書の語りと賛美 リトン 1998年11月
- 聖書における恵みと平和と賛美 リトン 1999年11月
- 主の恵みを見る 聖書における「見る」と「聞く」 リトン 2000年11月
- 聖書における感情 リトン 2001年11月
- 新約聖書のこころ 福音書が物語るイエスの生涯 加山久夫,加藤常昭,石川康輔共著 キリスト新聞社 2005年8月
- キリスト教の歴史 2 宗教改革以降 松本宣郎共編 山川出版社 2009年8月 (宗教の世界史 9)
- モダンにしてアンチモダン T・S・エリオットの肖像 佐藤亨,野谷啓二,山口均共著 研究社 2010年11月
翻訳
- 生への闘争 闘争本能・性・意識 ウォルター・J.オング 橋爪由美子共訳 法政大学出版局 1992年4月 (叢書・ウニベルシタス)
- エラスムス J.マッコニカ 河口英治共訳 教文館 1994年11月 (コンパクト評伝シリーズ)
- ダンテ G.ホームズ 光用行江共訳 教文館 1995年4月 (コンパクト評伝シリーズ)
- トマス・アクィナス A.ケニー 藤野正克共訳 教文館 1996年10月 (コンパクト評伝シリーズ)
- 宗教改革の思想 A.E.マクグラ 教文館 2000年10月
- 神話とメタファー エッセイ1974-1988 ノースロップ・フライ 法政大学出版局 2004年1月 (叢書・ウニベルシタス
- 聖人崇拝 L.S.カニンガム 教文館 2007年3月 (コンパクト・ヒストリー)
記念論集
- 伝統と革新 高柳俊一先生古希記念論文集刊行委員会 研究社 2002年3月
典拠レコード: