「熱海市」の版間の差分

提供: miniwiki
移動先:案内検索
(1版 をインポートしました)
16行目: 16行目:
 
|鳥など=[[カモメ]]<hr>{{color|#a0d8ef|■}}[[スカイブルー]]
 
|鳥など=[[カモメ]]<hr>{{color|#a0d8ef|■}}[[スカイブルー]]
 
|郵便番号=413-8550
 
|郵便番号=413-8550
|所在地=熱海市中央町1番1号<br><small>{{ウィキ座標度分秒|35|5|45.5|N|139|4|17.6|E|region:JP-22_type:adm3rd|display=inline,title}}</small><br>[[ファイル:Atami City Hall.JPG|center|250px|熱海市役所]]|
+
|所在地=熱海市中央町1番1号<br><small>{{ウィキ座標度分秒|35|5|45.5|N|139|4|17.6|E|region:JP-22_type:adm3rd|display=inline,title}}</small>
 
|外部リンク=[http://www.city.atami.shizuoka.jp/ 熱海市]
 
|外部リンク=[http://www.city.atami.shizuoka.jp/ 熱海市]
 
|位置画像={{基礎自治体位置図|22|205}}
 
|位置画像={{基礎自治体位置図|22|205}}
 
|特記事項=
 
|特記事項=
 
}}
 
}}
'''熱海市'''(あたみし)は、[[静岡県]]の[[市]]。静岡県の最東部に位置し、[[神奈川県]]と接する。
+
'''熱海市'''(あたみし)
  
== 地理 ==
+
[[静岡県]]東部,伊豆半島の基部,相模灘に面する温泉都市。 1937年市制。 57年網代町を編入。
[[File:Port of Atami Shizuoka Aerial photograph.1976.jpg|thumb|290px|熱海市中心部の空中写真。平地はほとんどなく、市街地や住宅地は傾斜地に形成されている。<br/>1976年撮影の3枚を合成作成。{{国土航空写真}}。]]
 
[[伊豆半島]]の東側付け根に位置し、[[相模湾]]に面する。市域内はほとんどが[[丘陵]]であり、[[別荘]]地や住宅なども高台の上に立つ所が多く、道路も勾配の急な坂が多い。海岸線もすぐに丘となる所がほとんどだが、中心部は埋め立てで砂浜海岸などが形成されている。
 
  
同じ相模灘に面する[[伊東市]][[湯河原町]]方面とは海岸に沿って地理的連続性を有するが、[[沼津市]][[函南町]]方面とは[[駿河湾]]水系との[[分水界|分水嶺]]となる急峻な丹那山地によって隔てられている。
+
南,西,北の3方に多賀 (熱海) 火山の外輪山があり,東は急斜面で相模湾にのぞむ。海上約 10kmのところに[[初島]]がある。温泉は熱海七湯と呼ばれ,江戸初期に江戸城に湯を送った湯戸 (湯亭) を中心に発達。明治以後はおもに京浜地区からの湯治客に利用され,[[尾崎紅葉]]の小説『金色夜叉』で全国に知られた。 1925年の熱海線,34年の[[丹那トンネル]]の開通により急速に発展。 50年の大火後,国際観光温泉文化都市建設法の施行都市となる。中心市街地をなす[[熱海温泉]]のほか,伊豆山,網代の各温泉群があり,西の別府と並んで日本を代表する温泉都市となっている。お宮の松,錦ヶ浦の断崖,[[坪内逍遙]]の双柿舎,梅園,伊豆山神社,来宮神社,十国峠,初島などの名所がある。国宝を所蔵する MOA美術館,ゴルフ場などの娯楽施設や観光施設,伊豆スカイラインや熱海新道などのドライブウェーも完備。阿豆佐和気神社の大クスは天然記念物。
  
なお、相模灘にある[[初島]]も市域内となっている。
+
[[東海道新幹線]],JR[[東海道本線]],伊東線,[[国道135号]]線が通る。市域の一部は[[富士箱根伊豆国立公園]]に属する。
 
+
== 歴史 ==
 
[[File:Atami c1900.jpg|thumb|1900年前後の熱海]]
 
* [[1937年]][[4月10日]] [[田方郡]][[熱海町 (静岡県)|熱海町]]・[[多賀村 (静岡県)|多賀村]]が合併し市制施行<ref name="yamaguchi-geographical-dictionary-1980-10">[[山口恵一郎]] 『日本地名辞典 市町村編』 [[東京堂出版]]、1980年10月。ISBN 978-4490101355</ref>。
 
* [[1950年]] [[国際観光文化都市]]指定。
 
 
 
古くからの湯治の地であり、地名は「阿多美」であったが、海から熱い湯が湧き出ていたことから「熱海」とされた。1604年には[[徳川家康]]も来湯している。
 
 
 
鉄道省熱海線(現在のJR[[東海道本線]])開通以降、[[首都圏 (日本)|首都圏]]からの保養客が押し寄せ一大保養地になった。かつては新婚旅行や職場旅行の行き先の定番であり、市の中心地東海岸町などには大型ホテル・旅館が数多ひしめいていた。
 
 
 
[[1990年代]]以降[[サラリーマン|社員]]旅行の衰退と大型宿泊施設を敬遠するムードから斜陽化し転業も多い。一方で、[[2000年代]]に入り温泉を引いた[[リゾートマンション]]が増加している。
 
 
 
[[2006年]]、熱海市長は財政危機宣言を発している。ただ、[[財政力指数]]が1を上回る[[地方交付税]]自体不交付でもあるため富裕団体ともいえ、一連の発表は各方面に影響を与えた。理由として基金の取り崩しによる黒字であり、基金が底をつく可能性が高いためである。[[基礎的財政収支|プライマリーバランス]]では事実上赤字財政である。
 
 
 
しかし近年の[[原油]]高騰に伴って自動車の利用が控えられる傾向にある中で、[[都心]]の近くにあり、鉄道交通の便のよさから離れた客足が戻ってくる傾向にある(逆に自動車利用者を意識した観光地では観光客が減少しているという)。
 
 
 
2017年4月、市制施行80周年を記念し、『熱海温泉誌』を発行した。
 
 
 
=== 奥座敷としての熱海 ===
 
熱海が一大保養地として発展を遂げたのは熱海線の開通後であるが、保養地としての歴史は[[豆相人車鉄道]]開通前にまで遡り、明治初期ごろには既に政財界の要人が保養や会談のため多く訪れていた<ref>移住・交流推進機構 [http://www.iju-join.jp/prefectures/shizuoka/222003/ 静岡県熱海市からのお知らせ]</ref><ref>[http://www.atami123.com/histry.html 熱海ヒストリー] ルオ伊豆山マスターズプレイス</ref>。さらに、温泉と風光に恵まれ、冬暖かく、夏涼しい熱海は、明治の頃、前述のように、多くの政治家や政府高官が保養や会談のため来遊したので、東京との連絡が非常に多く、そのため東京~熱海間に電話回線が敷かれ明治時代に開通し、「市外通話発祥の地」<ref>[http://hamadayori.com/hass-col/comm/sigaidenwa.htm 発祥の地コレクション/市外通話発祥の地]</ref>としても有名である。
 
 
 
現在はかつてほどの盛況は見受けられないものの、東京方面からの保養地・日帰り温泉地として相応の賑わいを保っており、いわゆる[[奥座敷]]とされている。
 
また、主要駅の[[熱海駅]]は静岡県内の[[東海道本線]]の駅では唯一、[[東日本旅客鉄道|JR東日本]]の管轄となっており、熱海駅発の東海道本線のほとんどの列車が[[東京駅]]まで乗り入れている。
 
このような事情から、静岡県内であっても[[中部地方]]ではなく[[関東地方]]の一部として扱われることがある。
 
また、神奈川県西部地域及び熱海市、計11市町の行政と観光関連事業者・団体が連携して滞在型の観光地づくりを目指す「箱根・湯河原・熱海・あしがら観光圏」<ref>[http://www.pref.kanagawa.jp/cnt/p362199.html 箱根・湯河原・熱海・あしがら観光圏]</ref>が、2010年4月28日、観光圏整備法により国に認定された。
 
 
 
== 産業 ==
 
[[File:Atami city night-View.jpg|thumb|熱海市の夜景(2015年02月)]]
 
観光を中心とした産業が主軸で、平成17年度の国勢調査では次のような結果が出ている。
 
* [[第1次産業]]に従事する者 : 1.7%
 
* [[第2次産業]]に従事する者 : 12%
 
*: そのうち67%が建設業の従事者である。
 
* [[第3次産業]]に従事する者 : 85%
 
*: そのうち30%が飲食店や宿泊業の従事者である。
 
 
 
== 人口 ==
 
熱海市は全国平均と比べて少子高齢化が進んでいる。人口減少も著しいが、地方交付税の不交付団体であるため、[[過疎地域]]への指定は免れている。
 
{{人口統計|code=22205|name=熱海市}}
 
 
 
== 行政 ==
 
=== 市長 ===
 
* 市長:[[齊藤栄]](2006年9月14日就任、3期目)
 
 
 
=== 歴代市長 ===
 
* 樋口修次(1937年7月25日 - 1943年3月31日)
 
* 水谷良雄(1943年5月6日 - 1945年9月25日)
 
* [[鶴見憲]](1945年10月4日  -1947年4月1日)
 
* 岸衛(1947年4月6日 - 1948年7月12日)
 
* 宗秋月(1948年9月8日 - 1952年2月28日)
 
* 山形文雄(1952年4月6日 - 1956年4月16日)
 
* [[小松勇次]](1956年4月17日 - 1962年7月29日)
 
* 市川止(1962年9月14日 - 1970年9月13日)
 
* 川口美雄(1970年9月14日 - 1982年9月13日)
 
* 内田滋(1982年9月14日  -1994年9月13日)
 
* 川口市雄(1994年9月14日 - 2006年)
 
* [[齊藤栄]](2006年9月 - 3期目)
 
 
 
=== 別荘等所有税 ===
 
* 古くからの観光地であり、全国でも珍しく[[法定外普通税|別荘税]]を徴収している。
 
 
 
== 姉妹都市(親善都市) ==
 
* {{Flagicon|JPN}} [[大分県]][[別府市]] - 1966年8月姉妹都市提携
 
* {{Flagicon|ITA}} [[サンレーモ|サンレモ]]市([[イタリア|イタリア共和国]]) - 1976年11月姉妹都市提携
 
* {{Flagicon|POR}} [[カスカイス]]市([[ポルトガル|ポルトガル共和国]]) - 1990年7月姉妹都市提携
 
* {{Flagicon|CHN}} [[珠海市]]([[中華人民共和国]]) - 2004年7月友好都市提携
 
 
 
== 教育 ==
 
=== 専門学校 ===
 
* [[国際観光専門学校]]
 
 
 
=== 高等学校 ===
 
* [[静岡県立熱海高等学校]]
 
 
 
=== 中学校 ===
 
* [[熱海市立熱海中学校]]
 
* [[熱海市立多賀中学校]]
 
* [[熱海市立泉中学校]]
 
* [[熱海市立初島中学校]]
 
 
 
=== 小学校 ===
 
* [[熱海市立伊豆山小学校]]
 
* [[熱海市立桃山小学校]]
 
* [[熱海市立第一小学校]]
 
* [[熱海市立第二小学校]]
 
* [[熱海市立多賀小学校]]
 
* [[熱海市立網代小学校]]
 
* [[熱海市立泉小学校]]
 
* [[熱海市立初島小学校]]
 
 
 
=== 幼稚園 ===
 
* 熱海市立網代幼稚園
 
* 熱海市立伊豆山幼稚園
 
* 熱海市立泉幼稚園
 
* 熱海市立上多賀幼稚園
 
* 熱海市立多賀幼稚園
 
* 熱海市立緑ガ丘幼稚園
 
 
 
== 交通 ==
 
=== 鉄道 ===
 
[[東海旅客鉄道]](JR東海)
 
* [[東海道新幹線]]
 
** - 熱海駅 -
 
[[東日本旅客鉄道]](JR東日本)
 
* [[東海道線 (JR東日本)|東海道本線]]
 
** - 熱海駅 - 来宮信号所
 
* [[伊東線]]
 
** 熱海駅 - [[来宮駅]] - [[伊豆多賀駅]] - [[網代駅]] -
 
* 中心となる駅:'''[[熱海駅]]'''
 
 
 
現在、JR東日本の東海道本線は熱海の先の来宮信号場までで、この先の[[丹那トンネル]]よりJR東海の管内となる。信号場では客扱い、乗務員の交代が出来ないため、どちらも熱海駅で行われる。これにより熱海駅を境に[[横浜駅|横浜]]・[[東京駅|東京]]方面と[[沼津駅|沼津]]・[[静岡駅|静岡]]方面の在来線運行の起点となっており、熱海駅発着の列車は多い。また[[伊豆急行線]]の普通列車も熱海駅まで乗り入れており、同様に[[伊豆急下田駅|下田]]方面への起点ともなっている。
 
 
 
過去には東海道本線(当時の熱海線:[[国府津駅|国府津]] - 熱海)が開業する前に、[[人車軌道]]・[[軽便鉄道]]として[[熱海鉄道|豆相人車鉄道→熱海鉄道]]が[[1895年]] - [[1923年]]の間存在した。また[[モノレール#戦前のモノレール|日本遊覧飛行鉄道]]という[[伊東市]]までを結ぶ[[モノレール]]の敷設計画も[[戦前]]に存在し、戦後も熱海モノレールが計画され、当時の運輸省から免許が出されたが諸般の事情で工事ができず、結局幻のモノレールとなった。
 
 
 
=== バス ===
 
* [[伊豆東海バス]]
 
* [[伊豆箱根バス]]
 
* [[湯〜遊〜バス]]
 
 
 
=== 道路 ===
 
* 有料道路
 
** [[熱海ビーチライン]] - 300円(普通車)
 
** [[伊豆スカイライン]] [[玄岳インターチェンジ|玄岳IC]]
 
* 一般国道
 
** [[国道135号]]
 
* 主要地方道
 
** [[静岡県道11号熱海函南線]]
 
** [[静岡県道20号熱海箱根峠線]]
 
** [[静岡県道80号熱海大仁線]]
 
 
 
=== 航路 ===
 
* 熱海港 - [[初島]]
 
* 熱海港 - [[伊豆大島]](東京都[[大島町]])
 
 
 
== 経済・交流 ==
 
神奈川や東京の影響が大きく、いつの[[国勢調査]]においても、静岡県で唯一、[[東京を中心とする地域の定義一覧|関東大都市圏]]に含まれている<ref>[http://www.e-stat.go.jp/SG1/estat/List.do?bid=000001032945&cycode=0 平成22年国勢調査 地域一覧,大都市圏・都市圏]を参照。</ref>。
 
また、就業地別では、[[湯河原町]]・[[小田原市]]といった神奈川県西部方面への流動が、丹那トンネル以西の県東地区への流動を上回っているとともに、東京都区部・[[横浜市]]への流動が[[静岡市]]への流動を圧倒的に上回っている<ref>2010年国勢調査結果による。</ref>。
 
 
 
== 市町村合併 ==
 
現在のところ、どの隣接市町村とも合併は実施されていないが、[[日本の市町村の廃置分合#平成の大合併|平成の大合併]]の際には、市民アンケートの結果<ref>[http://www.iso-ya.com/topic/kennai/tp021014.html わたしもひとこと・合併通信:市民アンケートは県境を越えた合併を希望]を参照。</ref>を受けて、交流の深い湯河原町と合併して神奈川県に移籍することを検討した経緯があり、新聞などで報道され注目を浴びた。
 
 
 
== 未来都市計画フラックスタウン・熱海 ==
 
[[東芝エレベータ]]は、2020年をめどに新しい交通システム〝シェアリングビークル〟を生かした「フラックスタウン・熱海」という未来都市計画を立案している。 [http://www.toshiba-elevator.co.jp/elv/newsnavi/volumes/31/news/special03.html][http://www.tatsumatsuda.com/jp/archives/2010/01/flux_town_atami.html]
 
 
 
== 名所・旧跡・観光スポット・祭事・催事 ==
 
[[ファイル:Atami view from ocean.jpg|right|thumb|240px|係留されたヨットとホテル群]]
 
[[ファイル:熱海01.JPG|right|thumb|240px|海水浴客でにぎわうサンビーチ]]
 
[[ファイル:熱海市長浜海水浴場.jpg|right|thumb|240px|上多賀の長浜海水浴場]]
 
===神社===
 
* [[来宮神社]] - [[御神木]]の「大楠」([[天然記念物]])は樹齢2,000年超で、日本で2番目の大きさ。
 
* [[湯前神社]]
 
* [[伊豆山神社]]
 
===博物館===
 
* [[MOA美術館]]
 
* [[熱海秘宝館]]
 
* [[澤田政廣]]記念美術館
 
* [[熱海渓谷館]]
 
* [[風雲文庫]]
 
===その他の建築物===
 
* [[起雲閣]] - 鉄道相・農商相・農相・[[内田信也]]、実業家[[根津嘉一郎 (初代)|根津嘉一郎]]別邸、その後旅館として使われていた。
 
*[[双柿舎]]
 
* [[熱海城]]
 
===公園・海水浴場===
 
* [[熱海梅園]]
 
* [[熱海サンビーチ]]
 
* [[長浜海水浴場]]
 
* [[姫の沢公園]]
 
 
 
===温泉===
 
* [[熱海温泉]]
 
** 熱海七湯 - 大湯・野中の湯・佐治郎の湯・風呂の湯・清左右衛門の湯・河原湯・小沢の湯
 
* [[伊豆山温泉]] - 走り湯
 
* [[伊豆湯河原温泉]] - 北東端の泉地区と[[湯河原温泉]]が一体になって形成されている。
 
* [[網代温泉]]
 
===祭事===
 
* こがし祭り - 来宮神社の例大祭。例年7月(14)・15・16日に行われる。
 
===イベント===
 
*[[あたみ桜まつり]] (1月下旬~2月中旬、糸川沿いなどで熱海桜が開花) <ref> [http://city.atami.shizuoka.jp/page.php?p_id=1608 熱海市開花情報] </ref>
 
*[[熱海湯らっくすマラソン大会]]<ref>[http://www.asahi.com/national/update2/0913/TKY201209130338.html 津波心配だから…熱海市、沿岸のマラソン大会中止]朝日新聞2012年9月13日</ref>
 
* [[熱海海上花火大会]] - 年に十数回行われる[[花火大会]]
 
* 熱海芸妓見番(土・日 11:00~華の舞開催)
 
*[[熱海花の博覧会]](2004年に開催された)
 
* 熱海ラブプラス現象(まつり)キャンペーン - 2010年7月10日から同年8月31日まで<ref name="mainiti20100710">「[http://mantan-web.jp/2010/07/10/20100710dog00m200048000c.html ラブプラス+ :熱海で“彼女”と旅行気分 「まつり」式典に市長も、温泉まんじゅうは完売]」 [[毎日新聞]]、2010年7月10日。</ref><ref name="asahi20100814">「もっと知りたい!――仮想彼女と熱海でお泊まり」『朝日新聞』2010年8月14日付朝刊、第13版、第29面。</ref>
 
 
 
===その他===
 
* [[お宮の松]]
 
*[[興亜観音]]
 
* [[大湯間歇泉]]
 
* [[錦ヶ浦]]
 
* [[初島]]・[[初島灯台]]
 
* [[熱海トリックアート迷宮館]]
 
 
 
== マスメディア ==
 
*[[伊豆急ケーブルネットワーク]](IKC)
 
*[[エフエム熱海湯河原|FM熱海湯河原]](FM79.6MHz)
 
 
 
== 熱海市を舞台とする作品 ==
 
[[ファイル:Kanichi&omiya.JPG|thumb|right|200px|熱海サンビーチにある『[[金色夜叉]]』の貫一とお宮の銅像]]
 
 
 
=== 文学 ===
 
* 『[[金色夜叉]]』:[[尾崎紅葉]](1897年 - 1902年、未完)
 
* 『[[光を感ずる子]]』:[[若林つや]]、(1927年『[[女人芸術]]』12月号)
 
* 『[[黄色い風土]]』:[[松本清張]](1959年 - 60年)
 
* 『[[熱海殺人事件]]』 : [[つかこうへい]] (1986)
 
*『[[熱海・湯河原殺人事件]]』:[[西村京太郎]](2003)
 
 
 
=== 映画 ===
 
* 『[[女 (映画)|女]]』 [[木下恵介]]監督(1948年)
 
* 『[[婚約指輪 (映画)|婚約指輪]]』 木下恵介監督(1950年)
 
* 『[[雪夫人絵図]]』 [[溝口健二]]監督(1950年)
 
* 『[[伊豆物語]]』(1951年)
 
* 『[[東京物語]]』 [[小津安二郎]]監督(1953年)
 
* 『[[日本の悲劇 (1953年の映画)|日本の悲劇]]』 [[木下恵介]]監督(1953年)
 
* 『[[四十八歳の抵抗]]』(1956年)
 
* 『[[熱海ブルース]]』(1962年)
 
* 『[[キングコング対ゴジラ]]』(1962年)
 
* 『[[大巨獣ガッパ]]』(1967年)
 
* 『[[熱海殺人事件]]』(1986年)
 
* 『[[おもひでぽろぽろ]]』(1991年)
 
* 『[[クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶ 栄光のヤキニクロード]]』(2003年)
 
* 『[[任侠ヘルパー]]』(2012年)
 
* 『[[THE NEXT GENERATION -パトレイバー-]]』(2014年)
 
* 『[[ピース オブ ケイク]]』(2015年)
 
 
 
=== 漫画 ===
 
* 『[[あまんちゅ!]]』([[天野こずえ]] 2008年 - )
 
* 『[[隊務スリップ]]』([[新田たつお]] 2014年 - )
 
* 『[[オリーブ! Believe,"Olive"?]]』([[文月ふうろ]] 2014年 - )
 
 
 
=== テレビアニメーション ===
 
* 『[[真マジンガー 衝撃! Z編]]』(2009年)
 
 
 
=== テレビドラマ ===
 
近年ではテレビドラマに限らず、バラエティ番組等でも熱海を紹介する番組が増加傾向にある。
 
 
 
* [[TBSテレビ|TBS]]系『[[駅前タクシー湯けむり事件案内]]』(2003年 - 2005年、[[月曜ミステリー劇場]])
 
* [[テレビ朝日]]系『[[熱海の捜査官]]』(2010年)
 
* [[フジテレビ]]系『[[ストロベリーナイト (テレビドラマ)|ストロベリーナイト]]』第7話 - 第8話「悪しき実」(2012年)
 
* フジテレビ系『[[結婚しない]]』第1話(2012年)
 
* フジテレビ系『[[素敵な選taxi]]』スペシャル(2016年)
 
 
 
=== 楽曲 ===
 
* 『熱海の夜』:[[箱崎晋一朗]](1969年)
 
* 『SUN BEACH』:[[TORUMAN]](2006年)
 
 
 
=== DVD ===
 
* 『[[星間特捜アサルトマン]]』(2004年)
 
 
 
=== ゲームソフト ===
 
* 『[[ラブプラス+]]』(2010年)<ref name="mainiti20100710"/><ref name="asahi20100814"/>
 
* 『[[第2次スーパーロボット大戦Z|第2次スーパーロボット大戦Z 破界篇]]』(2011年)<ref>『真マジンガー 衝撃! Z編』の原作再現。</ref>
 
 
 
== 関連する有名人 ==
 
<!--五十音順-->
 
=== 出身者 ===
 
* [[今井由香]]([[声優]])
 
* [[内田光子]]([[ピアニスト]])
 
* [[大野雄二]]([[アレンジャー]]・[[作曲家]]・ジャズピアニスト) - 実家は[[ホテル大野屋]]
 
* [[澤田政廣]]([[彫刻家]])
 
* [[島田晴香]]([[AKB48]])
 
* [[砂塚秀夫]]([[俳優]])
 
* [[二宮さよ子]]([[俳優|女優]])
 
* [[早見優]]([[タレント]]・[[歌手]])
 
* [[日比野達郎]]([[AV男優]])
 
* [[古川栄司]](元[[忍者 (グループ)|忍者]])
 
* [[本多小百合]](元[[中京テレビ放送|中京テレビ]][[アナウンサー]])
 
* [[巻上公一|巻上 公一]]([[日本]]の[[音楽家]]、[[プロデューサー]])
 
* [[水谷邦久]](元俳優)
 
* [[水谷智佳]]([[プロボクサー]])
 
* [[宮本勝昌]]([[プロゴルファー]])
 
* [[渡邉彩香]]([[プロゴルファー]])
 
 
 
=== ゆかりがある人物 ===
 
; 家があり、生活の拠点としている人物
 
* [[泉アキ]](歌手・タレント)
 
* [[泉ピン子]](女優)
 
* [[伊藤和典]](脚本家)
 
* [[押井守]]([[映画監督]])
 
* [[杉本苑子]]([[小説家]])
 
* [[鈴木千晶]]([[人形作家]])
 
* [[津久井智子]]([[消しゴムハンコ]]職人)
 
* [[新田たつお]]([[漫画家]])
 
* [[NOKKO]](歌手)
 
* [[橋田壽賀子]]([[脚本家]])
 
* [[福永令三]](小説家)
 
* [[吉村卓三]](動物学・獣医学名誉博士、作家、動物ジャーナリスト)
 
 
 
; その他
 
* [[池畑慎之介☆]](歌手・俳優) - 別荘がある
 
* [[石立鉄男]](俳優) - 1999年から死去まで居住した
 
* [[尾崎紅葉]](小説家) - [[起雲閣]]にて[[金色夜叉]]を執筆
 
* [[志賀直哉]](小説家) - 昭和20年代に居住
 
* [[鈴木真仁]](声優) - [[神奈川県]][[茅ヶ崎市]]出身だが幼少期から高校卒業まで熱海で過ごしたため、「熱海出身」と紹介される事もある
 
* [[太宰治]](小説家) - 村上旅館に滞在中に起きた通称『[[熱海事件]]』をきっかけとして[[走れメロス]]を執筆
 
* [[谷崎潤一郎]](小説家) - 関西在住時代より別荘を所有しており、昭和30年代に居住
 
* [[坪内逍遥]](小説家) - 水口町の[[双柿舎]]で晩年を過ごす。[[熱海市立図書館|熱海図書館]]の創設時に3600冊の図書を寄贈し多大な貢献をする。市内の海蔵寺に埋葬。
 
* [[徳富蘇峰]]([[ジャーナリスト]]・[[歴史家]]) - 占領期以降の晩年を[[伊豆山]]で過ごす
 
* [[真鍋八千代]]([[実業家]]) - [[熱海後楽園ホテル|熱海後楽園]]を設立。別荘を所有しており、毎週末、熱海で過ごしていた
 
* [[森村誠一]](小説家) - 市内に別荘を持ち、[[2017年]]には市政80周年を記念して熱海市立図書館に自著1469冊を寄贈し、「森村文庫」を開設<ref>[http://atamii.jp/today/77773/ 【編集室】熱海図書館に「森村誠一文庫」開設 森村氏が自著1469冊を寄贈] - 熱海ネット新聞</ref>。
 
 
 
== 郵便番号 ==
 
[[郵便番号]]は以下の通りである。[[2006年]][[10月1日]]に変更。
 
* [[熱海郵便局]]:413-00xx、413-85xx、413-86xx、413-87xx、413-01xx
 
 
 
== 電話について ==
 
市外局番は大部分が[[西日本電信電話|NTT西日本]]管内の'''0557'''(NTT西日本伊東MA)だが、奥湯河原に接する泉は'''0465'''(NTT東日本小田原MA)で、[[東日本電信電話|NTT東日本]]の管内になる。
 
 
 
== 参考文献 ==
 
*『熱海市史』(上下巻) 熱海市/熱海市史編纂委員会 1968/1
 
*『市制施行八〇周年記念 熱海温泉誌』 熱海市/[[石川理夫]]監修 [[出版文化社]] 2017/4
 
 
 
== 脚注 ==
 
{{脚注ヘルプ}}
 
{{Reflist}}
 
  
 
== 外部リンク ==
 
== 外部リンク ==
{{Commonscat|Atami, Shizuoka}}
 
 
* {{Official|http://www.city.atami.shizuoka.jp/}}
 
* {{Official|http://www.city.atami.shizuoka.jp/}}
* {{Twitter|atamicity}}
 
 
* [http://www.ataminews.gr.jp/ あたみニュース(熱海市観光協会)]
 
* [http://www.ataminews.gr.jp/ あたみニュース(熱海市観光協会)]
 
* [http://hobby-design.com/ume/index.html 熱海梅園ナビ]
 
* [http://hobby-design.com/ume/index.html 熱海梅園ナビ]
  
 
{{静岡県の自治体}}
 
{{静岡県の自治体}}
{{Normdaten}}
 
  
 
{{デフォルトソート:あたみし}}
 
{{デフォルトソート:あたみし}}
 
[[Category:静岡県の市町村]]
 
[[Category:静岡県の市町村]]
 
[[Category:熱海市|*]]
 
[[Category:熱海市|*]]

2018/8/18/ (土) 10:10時点における版

熱海市(あたみし)

静岡県東部,伊豆半島の基部,相模灘に面する温泉都市。 1937年市制。 57年網代町を編入。

南,西,北の3方に多賀 (熱海) 火山の外輪山があり,東は急斜面で相模湾にのぞむ。海上約 10kmのところに初島がある。温泉は熱海七湯と呼ばれ,江戸初期に江戸城に湯を送った湯戸 (湯亭) を中心に発達。明治以後はおもに京浜地区からの湯治客に利用され,尾崎紅葉の小説『金色夜叉』で全国に知られた。 1925年の熱海線,34年の丹那トンネルの開通により急速に発展。 50年の大火後,国際観光温泉文化都市建設法の施行都市となる。中心市街地をなす熱海温泉のほか,伊豆山,網代の各温泉群があり,西の別府と並んで日本を代表する温泉都市となっている。お宮の松,錦ヶ浦の断崖,坪内逍遙の双柿舎,梅園,伊豆山神社,来宮神社,十国峠,初島などの名所がある。国宝を所蔵する MOA美術館,ゴルフ場などの娯楽施設や観光施設,伊豆スカイラインや熱海新道などのドライブウェーも完備。阿豆佐和気神社の大クスは天然記念物。

東海道新幹線,JR東海道本線,伊東線,国道135号線が通る。市域の一部は富士箱根伊豆国立公園に属する。


外部リンク