「旧日本銀行広島支店」の版間の差分

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現存する[[被爆建造物|被爆建物]]の一つであり、広島市指定[[重要文化財]]。[[遺構]]として一般公開されており、芸術文化活動拠点としても利用されている。施設は日銀が所有し、広島市が運営管理している。
 
現存する[[被爆建造物|被爆建物]]の一つであり、広島市指定[[重要文化財]]。[[遺構]]として一般公開されており、芸術文化活動拠点としても利用されている。施設は日銀が所有し、広島市が運営管理している。
 
== 概要 ==
 
かつて[[加古町・住吉町 (広島市中区)|水主町]]にあった日銀営業所を業務拡大に伴い、[[1936年]](昭和11年)9月にこの地に移転。[[1992年]](平成4年)3月中区[[基町]]に移転するまで使用された。
 
 
1945年[[広島市への原子爆弾投下]]で倒壊を免れた被爆建物の一つ。日銀支店ということから堅牢に造られていたため、[[爆心地]]から380mという近距離であったが被災にも耐えている<ref name="nhkhiroshima" />。広島に現存する被爆建物の中でも抜群に保存状態がよい<ref name="nhkhiroshima" />。
 
 
[[2000年]](平成12年)7月、市指定重要文化財に指定、日銀から市へ無償貸与された。国の重要文化財に指定されれば日銀から市に無償譲与されることが決定している。2001年以降、市によってギャラリーとして暫定使用しながら、国の重要文化財指定を目指して被爆の跡を残しつつ竣工当時の姿に復元および耐震工事を進めている状況である<ref name="chugoku20170120" />。
 
 
常時開館しており屋内を見学できる。また広島市民局文化スポーツ部文化振興課に申し込めば芸術文化活動会場としても使用できる。2016年から試験運用として、[[広島平和記念公園]]周辺の[[公衆無線LAN]]ポイントに英語言語仕様でアクセスするとこの建物の英語版解説が自動配信されている<ref>{{Cite web | url = http://www.hiroshimapeacemedia.jp/?p=68624| title =英語解説を自動配信 被爆建物の旧日銀広島支店 平和公園で広島市| publisher =中国新聞 | date =2016-07-25| accessdate =2017-06-30}}</ref>
 
 
西側が[[鯉城通り]]で[[袋町停留場]]そばにある。東隣に[[頼山陽史跡資料館]]がある。
 
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==

2018/9/27/ (木) 23:27時点における最新版

旧日本銀行広島支店
情報
旧用途 日本銀行営業所
設計者 長野宇平治・日銀臨時建築部
施工 清水組
建築主 日本銀行
管理運営 広島市
構造形式 SRC構造RC構造とも)
敷地面積 1,554 m²
延床面積 3,214 m² (容積率207%)
階数 地上3階地下1階
竣工 1936年(昭和11年)8月
所在地 730-0036
広島市中区袋町5番21号
座標 東経132度27分24.4秒北緯34.391472度 東経132.456778度34.391472; 132.456778
文化財指定 広島市指定重要文化財
指定日 2000年7月25日
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旧日本銀行広島支店(きゅうにっぽんぎんこうひろしましてん)

広島県広島市中区袋町にある、日本銀行のかつての営業所。

現存する被爆建物の一つであり、広島市指定重要文化財遺構として一般公開されており、芸術文化活動拠点としても利用されている。施設は日銀が所有し、広島市が運営管理している。

脚注



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