ロバート・ラッセル・ベネット
提供: miniwiki
ロバート・ラッセル・ベネット(Robert Russell Bennett、1894年6月15日 - 1981年8月18日)は、アメリカ合衆国の作曲家、編曲家。
ミズーリ州カンザスシティ出身。1908年よりカール・ブッシュについて作曲を学ぶ。ヨーロッパの旅行した際にナディア・ブーランジェに師事する。1927年にグッゲンハイム研究奨励金を受賞する。1930年からハリウッドの映画撮影所で働くようになり、1941年から放送音楽のオーケストラの音楽監督を務める。6つのオペラと1つのオペレッタ、映画音楽、ギター協奏曲、ヴァイオリン協奏曲、ピアノ協奏曲、室内楽作品、オルガンソナタ、吹奏楽曲、合唱作品などがある。1955年のミュージカル映画『オクラホマ!』で、アカデミー作曲賞を受賞した。
作品
- オペラバレエ「エンデュミオン」~ベルナール・フォントネルによる(1927)
- オペラ「マリア・マリブラン」(1935)
- ラジオオペラ「魅惑のキス」(1945)
その他
ベネット姓の音楽家は数多くいることから、姓のみで呼ばれることはまずないが、「R.R.ベネット」と表記した場合にもイギリスの作曲家リチャード・ロドニー・ベネットと混同の恐れがあり、注意を要する。
文献
- George Joseph Ferencz, Robert Russell Bennett : A Bio-Bibliography, Greenwood Press, New York, 1990, 215 p. ;
- The Broadway Sound : The Autobiography and Selected Essays of Robert Russell Bennett : Édition posthume de l'autobiographie de Bennett, laissée quasi-achevée à sa mort, par George Joseph Ferencz, University of Rochester Press, 1999, 375 p.