「ツツジ」の版間の差分
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2018/10/17/ (水) 18:50時点における最新版
ツツジ(躑躅)
ツツジ科の植物であり、学術的にはツツジ属の植物の総称である。
ツツジ科のツツジ属の総称。シャクナゲ類とツツジ類の2つに大別され,一般にツツジという場合は後者をさす。日本や中国に多くの種類があり,大部分は落葉低木であるが,常緑のものもある。幹はよく分枝し,葉は互生する。花は普通前年の枝の先につき,花冠は漏斗状で5裂し,放射相称であるが,多少ゆがんで左右相称になる。おしべは5本または 10本で,葯 (やく) は先端に孔があって花粉を出す。花糸および花柱は細長く,ともに花冠より突き出る。4~8室から成る上位子房はのちに さく果を結ぶ。種類数が多く,庭園の花木として広く世界的に栽培され,多数の園芸品種も育成されている。おもな野生種には,ヤマツツジ (山躑躅) ,モチツツジ,ミツバツツジ (三葉躑躅) ,レンゲツツジ (蓮華躑躅) などがある。