セルシード
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株式会社セルシード(英: CellSeed Inc.)は、東京都新宿区に本社を置くバイオベンチャー。
概要
2001年(平成13年)5月9日に設立したベンチャー企業。主な業務は細胞シート再生医療事業および再生医療支援事業で、研究室を本社内と東京女子医科大学・早稲田大学連携先端生命医科学研究教育施設内に設置している。
沿革
- 2001年(平成13年)5月9日 - 設立。
- 2009年(平成21年)10月30日 - 株式会社ジャパン・ティッシュ・エンジニアリングと共同研究開発基本契約を締結[1]。
- 2010年(平成22年)3月16日 - ジャスダックNEOに株式を上場。
インサイダー取引疑惑
2013年、セルシードは継続疑義の状態であったが、同年8月13日にUBSロンドン支店に新規予約権発行を行い、9月29日には29億円の資金調達を発表した。1月末に発表されたSTAPのネイチャー論文に伴いセルシードの株価が上昇しており、1月30日と1月31日に売り抜けたUBSは10億円程の収益を上げたとされる。1月28日に会見が行われ、29日に報道解禁となったSTAP論文共著者にセルシード関係者がいることから、インサイダー取引疑惑があるとして証券監視委員会が調査しているとの報道がなされている[2][3]。
関連会社
脚注
- ↑ ジャパン・ティッシュ・エンジニアリングとの「共同研究開発基本契約」締結のお知らせ (PDF) (2010年10月30日、セルシード・NEWS & TOPICS)
- ↑ “〔ひと&こと〕「STAP銘柄」にインサイダー疑惑”. エコノミスト 92 (4345): 15. (2014-05-20) .
- ↑ 伊東乾 (2014年6月23日). “STAP細胞で大儲けした人間を許してはいけない 米国ではとっくに導入している「先端研究にまつわる詐欺」を取り締まる法律制定を”. JBPRESS . 2014閲覧.
関連項目
外部リンク
- 株式会社セルシード
- 小保方研究に関与する企業の株価が急上昇――STAP細胞騒動に株価操作疑惑 - 雑誌「週刊金曜日」によるニュース