グラム
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グラム 仏 gramme gram | |
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記号 | g |
度量衡 | メートル法 |
系 | 国際単位系 (SI) |
種類 | 基本単位の分量単位 |
量 | 質量 |
定義 | 10−3 kg |
由来 | 最大密度温度での1 mLの水の質量 |
語源 | ラテン語 gramma(書かれた物、わずかな重量) |
グラム(仏: gramme, 英: gram[1][2], 記号: g)は、質量の単位である。国際単位系(SI)において、キログラム(kg)の1000分の1の質量と定義されている。
メートル法によって新しい質量の単位として定められた。「グラム」という名称は、ラテン語のgrámmaに由来する。元々はグラムが質量の基本単位で、「最大密度にある蒸留水1ミリリットルの質量」と定義された。しかし、作られた原器はキログラムの質量を示すもので、その質量が1キログラムと再定義され、グラムはその1000分の1ということになった。
CGS単位系では質量の基本単位であったが、MKS単位系およびそこから派生した国際単位系ではキログラムが基本単位とされている。ただし、SI接頭辞はキログラムではなくグラムにつけることとなっており、例えばキログラムの10−6倍は、「マイクロキログラム」(µkg) ではなく「ミリグラム」(mg) となる。なお、106 g (= 103 kg) 以上についてはトン (t) が用いられることがある。
漢字「瓦」は日本におけるグラムの音訳である「瓦蘭姆」に基づくものである。明治時代には、「瓦」から「瓱」(ミリグラム)、「瓲」(トン)などの国字が作られた。計量法上の取引・証明においては「瓦」の字を用いることはできない。
日常生活で用いられる質量はほとんどがグラムかキログラムを単位とするものである。例えば料理のレシピでは、基本的にはグラムで表記される。食材の売買はほとんどがグラムを単位として行われ、特に100グラム単位で取引されることが多い。また体重の計量にはキログラムが用いられる。
テンプレート:質量の単位 テンプレート:GravEngAbs
出典
- ↑ 英語圏においては、単位としてはgrammeと書かれることはない。
- ↑ “The Units of Measurement Regulations 1995”. . 2017閲覧.(英語)
- ↑ “知ってる? 貨幣のデザイン”. ぞうへいきょく探検隊. 造幣局. 2017年4月22日時点のオリジナルよりアーカイブ。. 2017-4-21閲覧.