東京YMCA
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東京YMCA(とうきょうワイエムシーエー)、旧称: 東京青年会(とうきょうせいねんかい)また東京基督教青年会(とうきょうきりすときょうせいねんかい)は、1880年(明治13年)に設立された超教派のクリスチャンの組織で、現在の法人格は公益財団法人。日本における最初の基督教青年会である。
1880年5月に会長を小崎弘道、役員に井深梶之助、田村直臣、植村正久が選ばれて、東京青年会が結成された。浅草の井生村楼を会場として利用していた。当時、メンバーは20代の青年で、そのメンバーのほとんどが後にキリスト教会の指導者になった人々であった。結成以来、の超教派的な働きを支えて来た。今日、日本YMCA同盟として日本各地35箇所で活動が行われている。
結成の際に、小崎弘道はYoung Men's Christian Associationを「基督教青年会」と訳した。これが「青年」という日本語の最初であると言われている。
青年会が結成された年の秋に、『六合雑誌』を創刊した。これは、キリスト教界の総合雑誌の草分けとして高く評価されるようになった。その趣旨は、超教派でキリスト教を研究して修身の道を講じ、世の誤謬を明らかにして、キリスト教の真理を世に公にしようとするものであった。
その後、1883年に創立されたキリスト教系の出版社警醒社に『六合雑誌』の発行を引き継いでいる。