名古屋市美術館
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名古屋市美術館(なごやしびじゅつかん、英語表記:Nagoya City Art Museum)は、愛知県名古屋市中区の白川公園内にある美術館である。
Contents
主な収蔵品
コレクションは、三岸節子・前田青邨・川合玉堂・熊谷守一・山本悍右ら郷土作家の作品の他、
- エコール・ド・パリ(稲沢市生まれの荻須高徳が関わった縁から)
- メキシコ・ルネサンス(瀬戸市ゆかりの北川民次がメキシコで活躍した縁、メキシコシティと名古屋市の姉妹都市締結の縁から)
- 現代美術(愛知出身の荒川修作、河原温、桑山忠明らコンセプチュアル・アート、ミニマルアートで世界的に活躍する作家、および同時代の日本内外の作家)
を中心に収蔵している。
エコール・ド・パリ
- モイズ・キスリング - 「新聞のある静物」「ルネ・キスリング夫人の肖像」
- マルク・シャガール - 「二重肖像」
- シャイム・スーティン - 「鳥のいる静物」「農家の娘」「セレの風景」
- ジュール・パスキン - 「クララとジュヌヴィエーヴ」「横たわるエリアーヌ」
- アメデオ・モディリアーニ - 「立てる裸婦」「おさげ髪の少女」
- モーリス・ユトリロ - 「マルカデ通り」「ノルヴァン通り」「ラパン・アジール」
- マリー・ローランサン - 「横たわる裸婦」「サーカスにて 」「アポリネールの娘」
- 荻須高徳 - 「サンドニ風景」
- 田中保 - 「ソリタ・ソラノの肖像」
メキシコ・ルネサンス
- ホセ・グアダルーペ・ポサダ - 「骸骨の自転車乗り」
- ホセ・クレメンテ・オロスコ - 「メキシコ風景」
- ルフィーノ・タマヨ - 「黒人の仮面」「乗り遅れた乗客」「夜の踊り子たち 」「苦悶する人」「横笛を吹く人」
- ディエゴ・リベラ - 「プロレタリアの団結」
- フリーダ・カーロ - 「死の仮面を被った少女」
現代美術
- 赤瀬川原平 不在の部屋
- 浅野弥衛 無題
- アレクサンダー・コールダー 《ファブニール・ドラゴンⅡ》
- 荒川修作 デュシャンの大ガラスを小さな細部としている図式
- アンゼルム・キーファー シベリアの王女
- 河口龍夫 関係-質
- 河原温 Nov.15, 1979
- 桑山忠明 無題 白/黒/黄土
- 小清水漸 夢の浮舟―赤い舟
- 瀧口修造 デカルコマニー
- 山本悍右 伽藍の鳥籠
- ジェームズ・タレル 『知覚の部屋-テレフォンブース;意識の変容』
- トニー・クラッグ 住処のある静かな場所
- フランク・ステラ 説教
- ベルント&ヒラ・ベッヒャー 巻上げ機
- 元永定正 作品
- 李禹煥 風とともに
日本画
利用案内
開館時間
- 9:30 - 5:00
- 祝日を除く金曜日は午後8時まで開館。
休館日
- 月曜日(祝日の場合は開館し、直後の平日を休館。)
- 年末年始(12/29~1/3)
- その他、臨時開館・休館あり[2]
観覧料
個人 | 団体(30名以上) | 定期観覧券(1年) | |
---|---|---|---|
大人 | 300円 | 250円 | 1200円 |
大学・高校生 (要学生証) |
200円 | 150円 | 800円 |
小人 (中学生以下) |
無料 | ||
名古屋市在住の65歳以上 (要敬老手帳等) |
100円 | 80円 | 400円 |
※ 特別展はその都度定める料金
減免・割引制度
身体障害者手帳、戦傷病者手帳、被爆者健康手帳、 精神障害者保健福祉手帳、 愛護手帳(療育手帳の名古屋市独自の呼び名)、 特定医療費受給者証、 障害福祉サービス受給者証、 地域相談支援受給者証、 移動支援・地域活動支援受給者証提示 当事者及び付添い2名 |
無料 |
名古屋市交通局「一日乗車券」、「ドニチエコきっぷ」 (当日の日付があるものに限る) |
50円引 |
交通アクセス
近隣施設
脚注
- ↑ “名古屋市美術館開館20周年によせて (PDF)”. 名古屋市美術館. . 2015閲覧.
- ↑ 年間カレンダー・休館日 名古屋市美術館
- ↑ “エコパルなごや”. . 2016閲覧.