モルドバ
- モルドバ共和国
- Republica Moldova
- 国の標語:不明
公用語 | ルーマニア語[1] |
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首都 | キシナウ |
最大の都市 | キシナウ |
独立 - 日付 | ソビエト連邦から 1991年8月27日 |
通貨 | モルドバ・レウ (MDL) |
時間帯 | UTC +2(DST:+3) |
ISO 3166-1 | MD / MDA |
ccTLD | .md |
国際電話番号 | 373 |
モルドバ共和国(モルドバきょうわこく、ルーマニア語: Republica Moldova)、通称モルドバ、モルドヴァ(Moldova ルーマニア語発音: [molˈdova])
ヨーロッパ東部の内陸国。西はルーマニアと,他の三方はウクライナと国境を接する。国土は東のドネストル川と西のプルト川にほぼ挟まれて位置し,大半は丘陵性の平原からなる。中央部に最も高い丘陵(最高点 429m)がある。気候は比較的温暖で,平均気温は 1月-5~-3℃,7月 20~23℃。年降水量は北部で 560mm,南部で 300~400mmである。北部が森林ステップ地帯,南部はステップ地帯に属し,森林面積は少ない。国土の3分の2がチェルノゼムからなり,肥沃である。住民の約半数がモルドバ人,ほかにはウクライナ人,ロシア人などがいる。
またガガウズ人(トルコ系)もおよそ 4%を占める。国土の大半は歴史的にベッサラビアと呼ばれる地域で,その領有をめぐり,古来多くの変遷をみた。1918年ベッサラビアがルーマニア領となったのち,ソビエト連邦領として残った小地域に 1924年モルダビア自治ソビエト社会主義共和国が成立。これに 1940年返還されたベッサラビアを加えてモルダビア=ソビエト社会主義共和国が形成された。
1991年5月現国名に改め,8月独立して 12月に独立国家共同体 CISに参加。1992年国際連合加盟。ガガウズ人,ロシア人の民族問題を抱えている。特にロシア人が多数を占める東部ドネストル地域(沿ドニエストル共和国)の 1990年の分離独立宣言は,内戦に発展した。農業が盛んで,果樹栽培地帯になっている。また,工芸作物はテンサイ,タバコ,香油採取作物の栽培に特化している。ブドウ,砂糖,ワイン,果実缶詰,油脂を特産。主産業は工業で,食品加工が中心であるが,機械(トラクタ,冷蔵庫),繊維,化学(染料,ゴム製品,医薬品)などの工業がキシニョフ,チラスポリ,ベリツイなどで発展している。主要交通機関はキシニョフ,ベリツイを中心に放射状に延びる鉄道,ハイウェーで,ドネストル川,プルト川では水運が行なわれる。
外部リンク
- モルドバ共和国公式サイト
- モルドバ政府観光局(ルーマニア語)(ロシア語)(英語)
脚注
- ↑ “Chisinau Recognizes Romanian As Official Language”. Associated Press. rferl.org. (2013年12月5日) . 2015閲覧.
- ↑ 2.0 2.1 2.2 2.3 “World Economic Outlook Database, October 2014” (英語). IMF (2014年10月). . 2014閲覧.