豊川

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豊川(とよがわ)は、愛知県東部を流れ三河湾に注ぐ河川一級水系の本流。平成17年全国一級河川の水質現況BOD平均値が全国20位(162河川中)となるなど清浄な水質の川であり、東三河地域における水瓶ともなっている。宇連川との合流分以北では寒狭川と呼ばれることがある。

地理

愛知県北設楽郡設楽町段戸山(標高1,152m)に源を発し南流。愛知県東部の山間部を流れ、長篠城址付近で宇連川を合わせ豊橋平野に流れる。豊川市行明町付近で豊川放水路を分け、豊橋市の西部でこれと再度合流しながら三河湾(渥美湾)に注ぐ。

流域の自治体

愛知県
設楽町新城市豊川市豊橋市

歴史

治水の歴史
江戸時代に、川下の吉田(現在の豊橋市中心部)を洪水から守るため、その上流に霞堤と呼ばれる不連続な堤防が建設された。昭和に入り、治水のために豊川放水路事業が開始され1965年に完成。現在では下流の水不足解消のため、設楽ダムが計画にある。
郡の境界
宇連川から寒狭川・宇連川分岐点以南の豊川本流の大部分は、長らく宝飯郡設楽郡(西岸)と渥美郡八名郡(東岸)の境界をなしていた。
名称の変遷
古くは飽海川(あくみがわ)、吉田川(よしだがわ)、豊川(とよがわ,とよかわ)と呼ばれていた。現在、河川名は新河川法により豊川(とよがわ;濁音)とされている。清音の(とよかわ)は、宝飯郡豊川郷から由来し現在の豊川市の読みに継承されている。

支流

ファイル:Toyogawa and Toyogawa-hosuiro.jpg
豊川と豊川放水路の合流点(豊川橋付近)

上流より

橋梁

下流より

豊川放水路(下流より)

ファイル:Toyokawa river and Meitetsu train 0244.jpg
JRの豊川放水路橋梁を渡る名鉄電車

関連項目

外部リンク