中性岩
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中性岩(ちゅうせいがん、英: intermediate rock[1])とは、SiO2含有量(重量%)が52-66%の岩石。この「中性」という語は、化学で用いられるのとは意味が異なる。
苦鉄質鉱物(マフィック鉱物)と珪長質鉱物(フェルシック鉱物)の量比から定義された中間質岩とほぼ同じ意味で用いられることも多いが、定義が異なる。
主な中性岩
- Hornblende, Biotit und Andesit - Bor, Serbien.jpg
- Diorite.jpg
脚注
参考文献
- 都城秋穂・久城育夫 『岩石学II - 岩石の性質と分類』 共立出版〈共立全書〉、1975年、6-8・70-74頁。ISBN 4-320-00205-9。
- 黒田吉益・諏訪兼位 『偏光顕微鏡と岩石鉱物 第2版』 共立出版、1983年、230-232・245-251頁。ISBN 4-320-04578-5。
- 山崎貞治 『はじめて出会う岩石学 : 火成岩岩石学への招待』 共立出版、1990年、85。ISBN 4-320-04623-4。
関連項目
外部リンク
- “岩石の分類”. 石の博物館. 広島大学. . 2011閲覧.
- 藤田崇. “深成岩の特性とその見方”. 実務者のための岩石肉眼鑑定法. 斜面防災対策技術協会. . 2011閲覧.