市來玲奈
市來 玲奈(いちき れな、1996年1月22日 - )は、日本テレビアナウンサーであり、元女優、元競技ダンサー、元ボールルームダンサー[1]、女性アイドルグループ乃木坂46の元メンバーである[2]。千葉県出身[3]。ミライプロダクション(ミライアクターズプロモーション)元所属[4]。身長153cm[5][注 1]。血液型A型[7]。
Contents
略歴
ソシアルダンサー・アイドルタレント時代
小学5年生の頃、通っていた学習塾と同じビルに所在するダンス教室の体験教室に参加した際、幼少期からバレエやヒップホップに親しんでいたことから適性を見いだされ、競技ダンス選手を育成するダンス教室を紹介された[1]。ダンス教室に所属後、小学6年生から競技ダンスを始めた[7]。社交ダンスの競技では特にラテンダンスが得意だった[8]。
2006年11月19日、『全関東ダンス選手権大会』のアマチュア・ジュブナイル・ラテンアメリカン部門で1位になった[9]。
2007年8月19日、『第2回オールジャパン・ジュニア・ダンススポーツカップ』で日本人首位になった[10]。2007年10月9日、ロンドンの国際大会『インターナショナル選手権』に競技ダンス選手として出場した[11]。
2008年、日本ダンススポーツ連盟・強化選手ノミネートリストに選出された[12]。2008年4月、船橋市立海神中学校へ進学[1]。2008年4月13日、『ダンススポーツグランプリin大阪』のスタンダード・ジュニア部門で4位になった[13]。2008年6月8日、『東部日本ダンス選手権大会』のアマチュア・ジュニア・ラテンアメリカン部門で1位になった[14]、アマチュア・ジュニア・スタンダード部門で2位になった[15]。2008年6月14日、『日本インターナショナルダンス選手権』のアマチュア・スタンダード・ジュニア部門で4位になった[16]。
2009年3月1日、『全日本選抜ダンス選手権』のアマ・ジュニアダンス選手権・ラテン部門で2位になった[17]。2009年3月2日、『全日本選抜ダンス選手権』のアマ・ジュニアダンス選手権・ラテン部門で5位になった[17]。2009年7月19日、『全日本選手権・ジュニア10ダンス選手権大会』で6位になった[18]。
日本ダンススポーツ連盟・2010年強化選手リストに選出された[19]。これを機に千葉県のダンススタジオに所属した[20]。2010年3月6日、『スーパージャパンカップ』のアマチュア本選ラテン部門に出場した[20]。2010年3月7日、ジュニアスタンダード・ラテン部門に出場した[20]。
2011年4月、早稲田大学本庄高等学院に進学[21]。
2011年8月21日、乃木坂46の1期生オーディションに合格、オーディションでは大塚愛の「プラネタリウム」を歌った[22]。暫定選抜メンバーに選ばれ、立ち位置は前列だった[23]。アイドルになろうと思った理由は、富山県に住んでいる祖父母にテレビに映る自分の姿を見せてあげたかったからであり、アイドルのオーディションを受験したのは乃木坂46が初めてだった[24]。
2012年2月22日、乃木坂46の1stシングル「ぐるぐるカーテン」でCDデビューした[25]。乃木坂46では1stシングル「ぐるぐるカーテン」から4thシングル「制服のマネキン」まで選抜メンバーに選出されたが、福神には選出されなかった。
乃木坂46の5thシングル「君の名は希望」では選抜メンバーに選出されなかったが、『ぐるナイ 中華ゴチ&要チェックな人々集合2時間SP』(2013年4月11日、日本テレビ)の「ピッタンコチョイス」コーナーに白石麻衣・高山一実・能條愛未・松村沙友理と共に出演した[26]。
2014年3月、母親が卒業した第一志望の早稲田大学文学部(母親が卒業したころの学部名は第一文学部)へ内部進学した[27]。同年6月26日、学業に専念するため乃木坂46からの卒業予定を発表し[28]、同年7月21日をもって乃木坂46を卒業した[2]。同年11月1日、乃木坂46の早稲田大学学園祭ライブにサプライズ出演した[29]。
2015年4月、ミライプロダクションに所属した[4]。2015年8月2日、すみだ産業会館で開催された『日本プロフェッショナルボールルームダンサーズ協会主催 NBDAダンススポーツ競技会』の「DSCJ1級戦 スタンダード部門」にTBSアナウンサーの山本匠晃とカップル組で出場した。競技会初出場ながら、ワルツとスローフォックストロットの両競技種目で1位を獲得し、初優勝を飾った[30]。また、競技会の様子は『中居正広の金曜日のスマたちへ(現・金曜日のスマイルたちへ)』内で放送され、今後も山本匠晃カップルとして競技会等に出場していくことが発表された[31]。
日本テレビアナウンサーへ
2017年2月3日、日本テレビのアナウンサー職に内定したことが報じられる[33]。2018年2月17日、主演映画『9〜ナイン〜』の公開初日舞台あいさつにおいて、初めて入社予定であることを認めた[34]。
2018年4月、アナウンサーとして日本テレビに入社[35]。同年6月27日、午前枠の『ZIP!』『スッキリ』『PON!』の生放送番組3本にて、同期のアナウンサーらと共にお披露目され、正式にアナウンサーとしてテレビデビューした[36]。7月26日、初めて出演した公のイベントである「超☆汐留パラダイス! 2018SUMMER」のキックオフイベントでは、今後の抱負として何にでも対応できる「カメレオンアナウンサー」を目標に掲げた[37]。8月19日、『行列のできる法律相談所』の生放送で、10月より先輩アナウンサーの徳島えりかの後任として同番組3代目秘書(アシスタント)を務めることが発表された[38][39]。同じく10月より『news zero』[注 2]で月 - 水曜日のカルチャー・お天気を担当[40]。
作品
シングル
乃木坂46
- ぐるぐるカーテン(2012年2月22日、SRCL-7900/6) - テンプレート:JAN。
- 乃木坂の詩(2012年2月22日、SRCL-7900/1) - テンプレート:JAN。
- 会いたかったかもしれない(2012年2月22日、SRCL-7902/3) - テンプレート:JAN。
- 失いたくないから(2012年2月22日、SRCL-7904/5) - テンプレート:JAN。
- 白い雲にのって(2012年2月22日、SRCL-7906) - テンプレート:JAN。
- おいでシャンプー(2012年5月2日、SRCL-7966/72) - テンプレート:JAN。
- 心の薬(2012年5月2日、SRCL-7966/72) - テンプレート:JAN。
- ハウス!(2012年5月2日、SRCL-7972) - テンプレート:JAN。
- 走れ!Bicycle(2012年8月22日、SRCL-8058/64) - テンプレート:JAN。
- 人はなぜ走るのか?(2012年8月22日、SRCL-8060/1) - テンプレート:JAN。
- 音が出ないギター(2012年8月22日、SRCL-8062/3) - テンプレート:JAN。
- 制服のマネキン(2012年12月19日、SRCL-8201/8) - テンプレート:JAN。
- 指望遠鏡(2012年12月19日、SRCL-8201/8) - テンプレート:JAN。
- 指望遠鏡〜アニメ版〜(2012年12月19日、SRCL-8208) - テンプレート:JAN。
- シャキイズム(2013年3月13日、SRCL-8253/9) - テンプレート:JAN。
- 13日の金曜日(2013年3月13日、SRCL-8255/6) - テンプレート:JAN。
- 生まれたままで(2014年4月2日、SRCL-8524/5) - テンプレート:JAN。
- ここにいる理由(2014年7月9日、SRCL-8567/8) - テンプレート:JAN。
アルバム
乃木坂46
- 透明な色(2015年1月7日、SRCL-8662/7) - テンプレート:JAN。
- 僕だけの君〜Under Super Best〜(2018年1月10日、SRCL-9630/7) - テンプレート:JAN。
映像作品
- 市來玲奈×白石達也(2012年2月22日) - テンプレート:JAN。
- 市來玲奈×掛川康典(2012年5月2日) - テンプレート:JAN。
- AKB48 リクエストアワー セットリストベスト100 2012(2012年6月13日) - テンプレート:JAN。
- さばドル(2012年7月25日) - テンプレート:JAN。
- 市來玲奈×平野啓一郎(2012年8月22日) - テンプレート:JAN。
- 市來玲奈(2012年12月19日) - テンプレート:JAN。
- 市來玲奈×山岸聖太(2013年3月13日) - テンプレート:JAN。
- 16人のプリンシパル@PARCO劇場ダイジェスト(2013年7月3日) - テンプレート:JAN。
- 初夏の全力! 乃木坂46大運動会(2013年7月3日) - テンプレート:JAN。
- 市來玲奈(2013年11月27日) - テンプレート:JAN。
- 乃木坂46 1ST YEAR BIRTHDAY LIVE 2013.2.22 MAKUHARI MESSE(2014年2月5日) - テンプレート:JAN。
- NOGIBINGO!(2014年3月7日) - テンプレート:JAN。
- Creator's Etude 倉持裕編(2014年4月2日) - テンプレート:JAN。
- 乃木坂46 2ND YEAR BIRTHDAY LIVE 2014.2.22 YOKOHAMA ARENA(2015年6月17日) - テンプレート:JAN。
- 悲しみの忘れ方 Documentary of 乃木坂46(2015年11月18日) - テンプレート:JAN。
出演
乃木坂46
映画
- サンタクロースズ(2015年12月4日 - 10日、東京・ユーロライブ) - 佐伯小夜 役[3]。
- 東京ボーイズコレクション 〜エピソード1〜 前編(2017年3月25日)[41]
- さざ波ラプソディー(2017年1月20日) - 主演・佐伯小夜 役[32]。
- 9〜ナイン〜(2018年2月17日) - 主演・佐伯小夜 役[34]。
その他のテレビ番組
- 乃木坂浪漫(2012年5月3日・8月24日、テレビ東京)[42]
- 中居正広の金曜日のスマイルたちへ(2015年11月13日、TBS) - 金スマ社交ダンス部[31]。
ミュージック・ビデオ
- SHiNSENGUMi「Teenage Love」(2017年)
イベント
- ロヂャース杯争奪 第15回 東京インターナショナルオープンダンススポーツ選手権(2013年3月9日・10日、日本ダンススポーツ連盟) - インタビュアー & プレゼンター[43]。
日本テレビアナウンサー
- 今夜くらべてみました(2018年7月18日)[44]
- 火曜サプライズ(2018年8月28日 - )
- 行列のできる法律相談所(2018年10月 - 〈予定〉)- MC(3代目秘書)[38]
- news zero(2018年10月1日 - 〈予定〉)- カルチャー・お天気担当(月 - 水)[40]。
書籍
写真集
雑誌連載
- 月刊ダンスビュウ(2012年1月27日、2013年4月27日、モダン出版)[46]
脚注
注釈
出典
- ↑ 1.0 1.1 1.2 “こんにちは、ふなばし市來玲奈さん”. MyFunaねっと. 株式会社myふなばし (2011年1月1日). . 2013閲覧.
- ↑ 2.0 2.1 “乃木坂46市來玲奈、卒業挨拶で社交ダンス披露”. ナタリー (ナターシャ). (2014年7月21日) . 2014閲覧.
- ↑ 3.0 3.1 3.2 “市來 玲奈”. MIRAI PICTURES JAPAN. MIRAI (2015年4月24日). . 2015閲覧.
- ↑ 4.0 4.1 “元乃木坂46市来玲奈が女優転身で1年ぶりに登場”. 日刊スポーツ (日刊スポーツ新聞社). (2015年7月11日) . 2015閲覧.
- ↑ http://www.ntv.co.jp/announcer/profile/r_ichiki.html
- ↑ 川しまゆうこ 「INTERVIEW」『乃木坂派』 双葉社、2013-10-22。ISBN 978-4-575-30587-6。
- ↑ 7.0 7.1 “市來 玲奈(いちき れな) - 乃木坂と、まなぶ 〜 乃木坂46×朝日新聞”. 朝日新聞デジタル. 朝日新聞社 (2013年3月11日). . 2013閲覧.
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“ジュニア表彰式での市來玲奈さん - 第15回東京オープンダンススポーツ選手権”. 公益社団法人日本ダンススポーツ連盟. Facebook (2013年3月9日). . 2013閲覧. - ↑ “指原莉乃、元乃木坂46市來玲奈アナに「アイドル時代に彼氏いたかどうか聞くよ?」”. ザ・テレビジョン (KADOKAWA CORPORATION). (2018年7月19日) . 2018閲覧.
- ↑ 「市來玲奈」『季刊 乃木坂』vol.2 初夏、東京ニュース通信社、2014-05-12。ISBN 978-4-86336-409-7。
- ↑ 「ダンス界からアイドル誕生! 乃木坂46の市來玲奈さん特別インタビュー」『月刊ダンスビュウ』2012年3月号、モダン出版、2012-01-27、月刊版。
「乃木坂46の市來玲奈さんの『突撃インタビュー』」『月刊ダンスビュウ』2013年6月号、モダン出版、2013-04-27、月刊版。
外部リンク
- 市來玲奈 - 日本テレビアナウンスルーム
- 市來玲奈 公式プロフィール - MIRAI PICTURES Academy
- 市來玲奈 公式ブログ - MIRAI PICTURES Academy(2015年4月23日 - 2018年3月31日)