「わかれうた」の版間の差分
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(→カバー: 宗教教祖関係者向けのコンサートとして一発勝負で歌っただけ、それを収録しただけのDVDであり、定義によってはカバー曲とはいえない) |
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(相違点なし)
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「わかれうた」は、中島みゆきの楽曲で、5枚目のシングル。1977年9月10日にキャニオン・レコードよりリリース。累計売上はミリオンセラーに達した[1]。
解説
今作で、自身初のオリコンシングルチャート1位を獲得した。この後中島は、オリコンにおいて4つの年代に渡ってシングルチャート1位を獲得することになる[2]。
カップリングの「ホームにて」が、JR東日本の特別企画乗車券(トクトクきっぷ)「ふるさと行きの乗車券」のラジオCMソングに使われている。
ヒットしていた当時、フジテレビ『夜のヒットスタジオ』に同曲でテレビ出演[1]。『アザミ嬢のララバイ』と本作を披露した。その際の姿は黒いドレスに裸足でアコースティック・ギターという出で立ちであった。1978年1月19日放送開始のTBSテレビ『ザ・ベストテン』第1回の放映で4位にランクインしたが、同番組への出演は一切拒否していた。ちなみに3位は、桜田淳子に楽曲提供した「しあわせ芝居」だった。『第19回日本レコード大賞』にもノミネートされたが、大賞には選ばれなかった[1](この回の日本レコード大賞のパンフレットによれば、第一次審査の大賞候補25曲には選ばれたものの「大賞候補曲ベスト10」からは外れている[3])。
松山千春が1977年11月25日にシングル発売した「時のいたずら」と、コード進行がほぼ同じである。後年中島は自身のライブで「『よく似てる』って言われるんだが、わたしゃ声を大にして言いたい。『わかれうた』の方が先に出来てたんだ!!」と猛アピールしつつも、中島は「わかれうた」の途中で突然「時のいたずら」に変化して歌唱した事があった。
収録曲
- 全作詞・作曲:中島みゆき
カバー
- わかれうた
- 研ナオコ(1978年のアルバム『NAOKO VS MIYUKI (研ナオコ、中島みゆきを唄う)』に収録)
- 斉藤慶子(1982年のアルバム『慶子、もの想い・・・』に収録)
- 柏原芳恵(1983年のアルバム『春なのに』に収録)
- Mi-Ke(1992年のアルバム『忘れじのフォーク・白い2白いサンゴ礁』に収録)
- 伍代夏子(1994年のアルバム『伍代夏子ヒット全曲集'95 〜夏子の恋〜』に収録)
- 高山厳(2000年のアルバム『スーパーベスト』に収録)
- 徳永英明(2007年のアルバム『VOCALIST 3』に収録)
- 加藤登紀子(2008年のアルバム『SONGS うたが街に流れていた』に収録)
- 庄野真代(2008年のアルバム『Reminiscence』に収録)
- 平井堅&草野マサムネ(2009年のアルバム『Ken's Bar II』に収録)
- 布施明(2009年のアルバム『Ballade II』に収録)
- 桑田佳祐(2013年開催の「Act Against AIDS 2013 昭和八十八年度! 第二回ひとり紅白歌合戦」。2014年3月12日発売の同名のBD/DVDに収録)
- 門倉有希(2015年のシングル『気まぐれ女の恋心』に収録)
- ホームにて
- 門倉有希(2004年のアルバム『プリズムIV 〜J-リバイバル〜』に収録)
- MARICO(2012年のアルバム『サンサーラ』に収録)
- 高畑充希 feat. KOBUDO -古武道-(2015年1月4日放送MBS・TBS系『新春ドラマ特別企画 わが家』主題歌)
- 矢野まき (2016年 「歌縁」 -中島みゆき RESPECT LIVE 2015- に収録)
脚注
- ↑ 1.0 1.1 1.2 富澤一誠『フォーク名曲事典300曲〜「バラが咲いた」から「悪女」まで誕生秘話〜』ヤマハミュージックメディア、2007年、426-427頁。ISBN 978-4-636-82548-0
- ↑ 1980年代「悪女」、1990年代「空と君のあいだに/ファイト!」「旅人のうた」、2000年代「地上の星/ヘッドライト・テールライト」。
- ↑ タイムカプセル 「1977輝く日本レコード大賞」TBS、ぶらりぶらり、2016年6月27日。(T&C ミュージック元社長・貫泰夫のブログ)。