「遺伝子型」の版間の差分
提供: miniwiki
ja>MomijiRoBot 細 (Bot: Δ → Δ ,Replaced HTML character entity reference to the equivalent character/string∵Check Wikipedia #11) |
細 (1版 をインポートしました) |
(相違点なし)
|
2018/8/19/ (日) 21:31時点における最新版
遺伝子型(いでんしがた[1]、いでんしけい、英: genotype[1]、ジェノタイプ、ジーノタイプ)は、ある生物個体が持つ遺伝子の構成のこと。
ある遺伝子が存在しても、その形質が発現しない場合もあり、表出する形質(表現型)と遺伝子型は必ずしも 1:1 に対応しない。例えば、ヒトのABO式血液型ならば、A型というひとつの表現型に対してAAとAOという二つの遺伝子型があり得る。
表記法
遺伝子がどのような構成で存在するかについて、通常は原則、機能を欠損した、もしくは特に記すべき遺伝子のみを表記する記法がある。例えば、大腸菌XL1-Blue株の遺伝子型は、
- recA1 endA1 gyrA96 thi-1 hsdR17 supE44 relA1 lac [F' proAB lacIqZΔM15 Tn10(tet r)]
などと表記される。
2倍体の動植物(2倍体でない植物もある)で、ひとつの遺伝子座における遺伝子型を表記するには、AA、Aa、aaのように対立遺伝子を並べて書く。