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(内容を「 '''盗塁'''(とうるい) 野球における攻撃側走者の進塁方法の一つ。 走者が、安打刺殺失策封殺、…」で置換)
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[[ファイル:Baseball steal.jpg|thumb|300px|[[リッキー・ヘンダーソン]]の三盗]]
 
'''盗塁'''(とうるい)は、[[野球]]における攻撃側[[走者]]の進塁方法の一つ。[[走者]]が、[[安打]]、[[刺殺]]、[[失策]]、[[封殺]]、[[野選]]、[[捕逸]]、[[暴投]]、[[ボーク]]によらないで、1個の塁を進んだときに盗塁が記録される<ref>[[公認野球規則]]9.07</ref>。英語名は'''Stolen Base'''で略記は'''SB'''が使われる。[[日本]]でも「'''スチール'''」 (steal) とも呼ばれる。
 
{{wiktionary|steal}}
 
== 概説・規定 ==
 
最も一般的なものは、[[投手]]の投球時に走者が次塁に向けてスタートする。投球を捕った[[捕手]]は[[刺殺]]を狙って次塁をカバーした[[野手]]に[[送球]]する。走者が刺殺されずに次塁に達することができれば盗塁が記録される。刺殺されてしまった場合には'''盗塁刺'''(とうるいし:'''Caught Stealing'''、英略記:'''CS''')が記録される。
 
  
[[アウト (野球)|アウト]]の数、[[得点 (野球)|得点]]数、走者の能力、野手の送球力などの試合状況がベースランニングも含めてすべての進塁を敢行すべきか否かの重要な決め手となるのである<ref>[[#キャンパニス(1957年)|キャンパニス(1957年)]] p.217</ref>。盗塁はおおむね[[捕手]]ではなくて投手の隙を狙って行うものである<ref>[[#キャンパニス(1957年)|キャンパニス(1957年)]] p.230</ref>。不必要なほど大きく足を蹴ったり、左肩を一塁の方に向け過ぎたり、これから投げようとする方向に少し体をかがめたりする癖のあるといった盗塁阻止に関して根本的な欠点を持つ投手が存在する<ref>[[#キャンパニス(1957年)|キャンパニス(1957年)]] pp.230-231</ref>。また、一塁走者に背中を向けがちな右投手と違い、左投手は本塁投球と一塁送球の最初の動作が非常に似通っており、走者は騙されやすいため、基本的に右投手よりも左投手相手の方が盗塁を成功させるのが難しい<ref>[[#キャンパニス(1957年)|キャンパニス(1957年)]] pp.231-232</ref>。
+
'''盗塁'''(とうるい)
  
2人以上の走者が同時に盗塁を試みることはできるが、うち1人でも走者がアウトになった場合、他の走者には盗塁ではなく'''[[野手選択]]による進塁'''が記録される<ref>公認野球規則9.07(d)</ref>。
+
[[野球]]における攻撃側[[走者]]の進塁方法の一つ。
  
; 投手の投球が[[暴投]][[捕逸]]になった場合
+
[[走者]]が、[[安打]]、[[刺殺]]、[[失策]]、[[封殺]]、[[野選]]、[[捕逸]]、[[暴投]][[ボーク]]によらないで、1個の塁を進んだときに盗塁が記録される<ref>[[公認野球規則]]9.07</ref>。
: 投球が打者に達するより先に走者が次の塁に向かってスタートしていれば、盗塁とみなされる(暴投や捕逸は記録されない)<ref>公認野球規則9.07(a)</ref>。盗塁を試みた際、送球がそれるなどで容易に1つの塁が奪えたときは、その送球を[[失策]]とせず、1盗塁を記録する。ただし、暴投や捕逸、悪送球などで2つ以上の塁を奪えた場合は、1個の盗塁と失策による進塁が記録される<ref>公認野球規則9.07(b)</ref>。また、刺殺を試みた野手が落球してセーフになり記録員がその落球を失策と記録したとき、刺殺されてしまった場合と同じく盗塁刺が記録される<ref>公認野球規則9.07(f)</ref>。そのため、1回の出塁で2個以上の盗塁刺が記録されるケースもある<ref>[http://hochi.yomiuri.co.jp/baseball/npb/news/20120331-OHT1T00242.htm プロ野球初の珍記録!中島、1回に2盗塁死…西武]{{リンク切れ|date=2017年9月}}</ref>。
 
  
; [[ヒットエンドラン]]などが実行され打者が空振りした場合
+
英語名は'''Stolen Base'''で略記は'''SB'''が使われる。[[日本]]でも「'''スチール'''(steal) とも呼ばれる。
: 走者が進塁すれば盗塁、アウトになれば盗塁刺が記録され単独で走者が盗塁したものと記録は変わらない。足の遅い選手に記録されている盗塁・盗塁刺はこのケースが多い。最もよくあるパターンは一死でボールカウントが3[[ボール (野球)#ルールとしてのボール|ボール]]2[[ストライク (野球)|ストライク]]になったときのもので、空振り三振と盗塁刺とで[[併殺]]となったものは俗に「三振ゲッツー」と表現される。
 
 
 
; 走者が盗塁を企てていたときに打撃妨害があった場合
 
: 盗塁を企てていた走者に1個の安全進塁権が与えられるが<ref>公認野球規則5.06(b)(3)(D)</ref>、この場合も走者の盗塁は認められる<ref>公認野球規則9.07(a)【注2】</ref>。
 
 
 
; 走者が盗塁を試みた際に、打者が投球を打った場合
 
: 盗塁は記録されない。[[飛球]]の場合は、走者の次塁への到達如何に関わらず野手が飛球を正規に捕球した時点で走者に帰塁義務が生じる([[タッグアップ]]の項を参照)。逆に盗塁によって得点した場合には、[[打点]]は誰にもつかず、走者の得点のみが記録される。
 
 
 
打者走者が一塁に出塁後、走者としてそのまま二盗、三盗、本盗と3つの盗塁を行ない得点を挙げることを'''サイクルスチール'''、'''パーフェクトスチール''''''ベーススチール・スウィーピング'''などという。この際に記録される個人1イニング3盗塁は、甲子園の高校野球や日米のプロ野球では最高記録でありプロ野球では16選手が記録しているが、高校野球地方大会では1イニング4盗塁の記録も存在する。2018年に[[ブルージェイズ]]の[[ケビン・ピラー]]が達成している<ref>[https://twitter.com/MLB/status/980218304798314497 Single. Steal second. Steal third. Then steal HOME.]</ref>。
 
 
 
=== 守備側の無関心 ===
 
"Official Baseball Rules" や、それを基にした[[公認野球規則]]では盗塁を試みても、守備側がそれを封じようとする動作を見せない場合に、「守備側の無関心 (''defensive indifference'')」として盗塁を記録せず、代わりに野手選択を記録することが定められている。また、大量点差がついた試合での盗塁はタブー視されることがある([[野球の不文律]]参照)。
 
 
 
過去には[[日本野球機構|NPB]]はこの規定を適用せず、守備側が無関心であった場合の進塁についても盗塁を記録していた。[[2008年]][[1月10日]]に行われたプロ・アマ合同規則委員会において{{by|2008年}}シーズンよりこの野球規則10.07(g)(当時)に「原注」をつけて無関心とみなす詳細な条件を加え、同規則を厳格に適用することを決定してこのような進塁を盗塁として記録しないことになり、[[1月28日]]に野球規則の改正が正式に発表された<ref>http://sportsnavi.yahoo.co.jp/baseball/npb/headlines/20080128-00000034-kyodo_sp-spo.html{{リンク切れ|date=2017年9月}}</ref>。この改正が実際に適用された初めてのケースは、同年4月2日に行われた[[東北楽天ゴールデンイーグルス]]対[[千葉ロッテマリーンズ]]戦である。9回表、ロッテが4点リードされている場面で一塁走者の[[竹原直隆]]が二塁へのスタートを切ったが、楽天の捕手・[[嶋基宏]]は送球をせず、竹原の進塁は盗塁ではなく野手選択と記録された<ref>雑誌「週刊ベースボール」(ベースボールマガジン社刊)2008年5月19日号78-79ページ『2008年随想集2 4月のプロ野球から』</ref>。ただし、守備側チームに盗塁が記録されることを強く拒む理由があると判断される場合には「無関心」とはみなされない。したがって、捕手が送球を行わなかったとしても、その理由が、例えば[[最多盗塁]]のタイトルを取らせたくないといったものだと判断されれば、野手選択ではなく盗塁が記録される。
 
 
 
=== 逆走盗塁 ===
 
二塁から一塁への盗塁や三塁から二塁への盗塁といった逆走盗塁は禁止されている<ref>公認野球規則5.09(b)(10)</ref>。アメリカで[[1920年]]に禁止が明文化されたが、それ以前は認められていた。[[メジャーリーグベースボール|メジャーリーグ]]では[[1902年]]の[[ハリー・デービス (1873年生の内野手)|ハリー・デービス]]、[[1908年]]の{{仮リンク|フレッド・テニー|en|Fred Tenney}}、[[1911年]]の[[ジャーマニー・シェーファー]]らが逆走盗塁の記録を残している<ref>[http://www.baseballlibrary.com/ballplayers/player.php?name=Germany_Schaefer_1877&page=chronology Baseball Library]</ref>。
 
 
 
== 戦術 ==
 
[[File:Rickey Henderson and Eddie Murray, 1983.jpg|thumb|盗塁のスタートを切るリッキー・ヘンダーソン(右)]]
 
最も基本的な盗塁の方法は、[[投手]]が投球動作に入る前に、牽制球に対し安全に帰塁できる程度の距離だけ離塁(これを「'''リード'''」という)し、投球動作を始めた瞬間に次の塁へ走り始めることである。対して投手は、走者の離塁を牽制するため、投球動作に入る前であれば、塁に[[牽制球]]を投げることができる。投球しなければならないモーションの段階で牽制球を投げた場合は[[ボーク]]と判定され、走者に安全進塁権が与えられる。
 
 
 
この他、守備側の牽制や送球の隙を衝いてスタートすることを'''ディレイド・スチール''' (''delayed steal'') という。これは打球処理が終わった後に投手が投球準備に入るまでも含まれる<ref>2011年9月26日ロッテ対西武戦において[[ホセ・フェルナンデス (1974年生の内野手)|ホセ・フェルナンデス]]が記録</ref>。
 
 
 
二塁への盗塁を'''二盗'''('''セカンドスチール''')、三塁への盗塁を'''三盗'''('''サードスチール''')、本塁への盗塁を'''本盗'''('''ホームスチール''')という。また、2人の走者が同時に盗塁することを'''重盗'''('''ダブルスチール''')、満塁の3走者が同時に盗塁することを'''三重盗'''('''トリプルスチール''')という。重盗、三重盗の場合はすべての走者が安全に進塁した場合に限り、全員に盗塁が記録される。
 
 
 
=== 二盗 ===
 
{{要出典範囲|二塁への盗塁(二盗)が最も仕掛けられやすいのは、走者一・三塁の場合である|date=2013年7月}}。捕手は二塁に無理な送球を行ってそれたりすると三塁走者が本塁に行ってしまうため、二塁送球を行わず盗塁を許すことも多く、{{要出典範囲|きわめて盗塁成功率が高い|date=2013年7月}}。また、盗塁で一塁走者が二塁へ進むことにより、次打者での併殺のリスクの軽減、2点得点の可能性増大など攻撃側のメリットも大きい(ただし、状況次第では対戦している[[打者]]が[[故意四球]]される可能性が高くなるため、次打者以降の攻撃による得点可能性を比較したうえで実行する必要がある)。
 
 
 
また比較的仕掛けるケースの多いのは、二死一塁の場合である。これは、無死や一死なら送りバントという別の手段の方が用いられやすいこともあるが、通常二死一塁から打撃のみで得点を狙う場合は単打2本か長打1本が必要であり、それよりは盗塁刺の危険があっても盗塁と単打の実現可能性の方が高いということが理由として挙げられる。
 
 
 
=== 三盗 ===
 
三塁への盗塁(三盗)が最も仕掛けられやすいのは、一死二塁の場合で、特に右打者の打席の場合である。三盗は、捕手から三塁までの送球の距離が短いため、二盗よりも企図されづらいが、一方で牽制を受ける二塁手・遊撃手は二塁から離れることが多く、投手は二塁牽制時に体を大きく捻らなければならないため走者はリードを大きくとりやすい。また、左投手の場合には、二塁走者がスタートした際死角になるため、走者はリードを大きくとりやすい。
 
 
 
二塁に走者がいる場合、盗塁せずとも安打1本で得点できる可能性も高いので、リスクを考慮して無死や二死ではあまり用いられない(ただし、三塁に進むと相手にとって暴投や捕逸、ボークで点を取られるという可能性があるためにプレッシャーをかけることはできる)。それに対して、一死の場合は一死三塁となれば[[スクイズプレイ]]や犠牲フライ、あるいは内野ゴロで1点を取ることができるようになるため、走者が三塁に進むメリットが大きい。
 
 
 
=== 本盗 ===
 
本塁への盗塁(本盗)が最も仕掛けられやすいのは、二死三塁の場合である。本盗はどうしても1点が欲しいが、打者に期待ができないような場合の作戦であり、[[バッテリー]]が一定以上の警戒を払っていれば確実に失敗する作戦である。そのため、無死や一死の場合はより成功率の高いスクイズプレイが通常用いられる。ただし、スクイズが[[空振り]]によって失敗したにもかかわらず三塁走者が生還した場合は、結果的に本盗が記録されることになる。
 
 
 
本盗のスタートのタイミングは二種類ある。一つは二盗、三盗と同様のタイミングでスタートするものである。特に二死三塁の場合など、盗塁の危険がほとんど無いため、投手が[[セットポジション]]ではなくワインドアップポジションで投げようとする場合、大きなモーションの隙を突いた本盗が敢行されることがある。また、右の強打者を確実に敬遠するために捕手が立ち上がってホームベースから一塁側に大きく離れた位置で捕球する隙を利用して本盗を敢行するケースもある。もう一つは捕手から投手への返球の隙に走り出すものであり、これはディレイド・スチールの一種といえる。
 
 
 
なお、記録上最も多いタイプの本盗は、走者一・三塁の状況からの重盗としてのものである。この多くはもともと重盗を企図したものではなく、一塁走者の単独盗塁に対しての送球の間に隙を見て三塁走者が走ったケースである。記録上重盗とするか失策とするかは微妙なケースも多い<ref>[[#二盗|二盗]]の項で触れられているとおり、捕手からの二塁送球時に三塁走者がスタートを切ると本盗を阻止できない場合が多い。無死や一死で走者一・三塁の状況では本盗に対処するため、一塁走者がスタートを切っても捕手は二塁にではなく投手に送球し、三塁走者がスタートを切った場合は投手が再び本塁に送球するのが一般的なセオリーである。ただし、二死の場合は一塁走者をアウトにした時点で攻撃終了となるため、盗塁阻止が可能だと判断すれば二塁に送球してもおかしくない。</ref>。
 
 
 
また、走者一・三塁の状況では本盗を絡めることにより投手の[[ボーク]]を誘う'''フォースボーク'''というトリック・プレーが用いられる場合がある。これは二人の走者が連携して動くことでボークを誘発し、安全進塁権を与えられた三塁走者が生還するというものである<ref>『[[日刊スポーツ]]』[[2011年]][[6月17日]] [http://www.nikkansports.com/baseball/news/p-bb-tp0-20110617-791486.html 広島ノムラの考え的中!フォースボーク 2011年6月17日(金)8時41分]</ref>。具体的には、一塁走者は大きくリードをとることで投手に牽制球を投げさせ、三塁走者は投手が牽制動作に入ったところで本塁へスタートを切る。これにより、慌てた投手がプレートを外さずに一塁への牽制を止めて本塁へ送球してしまうことでボークとなることを狙う。三塁走者に背を向ける形になる左ピッチャーがマウンドにいるときに用いられる場合が多いが、右投手の場合でも一塁走者がわざと一二塁間に飛び出して守備側の関心を惹き、その隙に三塁走者が本塁を陥れる形で実行される場合がある<ref>[http://www.sponichi.co.jp/baseball/news/2012/06/01/kiji/K20120601003369750.html 勝機逸したDeNA 奇策「フォースボーク」不発…] nikkansports.com 2012年6月1日</ref>。
 
 
 
=== その他 ===
 
走者の盗塁を成功させるために、打者が捕手の送球を邪魔することを目的とし、わざと大きな空振りやバントの構えをすることがある。これを、'''バッターアシスト'''というが、審判員が「明白な故意」による行為であると判断すれば[[守備妨害]]となる。特に、空振りではなく、結果的にバットを引いてボールを見送った格好になった状態で本塁上に覆いかぶさるなどの行為は、「明白な故意」でなくても、守備妨害と認定されやすい。
 
 
 
日本プロ野球における三重盗の初記録は[[1936年]][[10月24日]]の[[阪神タイガース|大阪タイガース]]対[[松竹ロビンス|大東京軍]]戦で大東京が記録した事になっているが、満塁の場面でカウントが2ストライク3ボールとなった所で打者が四球と勘違いして一塁に歩いた際に<ref>日本プロ野球史上初のボールカウント間違いでもある</ref>、塁上の走者もつられて進塁、三塁走者がホームインした後にカウント間違いに気付き、打者は打ち直しとなったが、インプレー中の出来事で走者を戻すことができず進塁と得点が認められ、[[公式記録員 (野球)|公式記録員]]がやむなくこの進塁を「三重盗」と記録した為である。またこの試合は両軍合わせての日本プロ野球記録の18盗塁を記録したが、この中にはカウント間違いで生じた3盗塁も含まれている<ref>講談社刊 宇佐美徹也著「日本プロ野球記録大鑑」617、717ページ</ref>。
 
 
 
== 技術 ==
 
[[ファイル:Ichiro on base.JPG|thumb|upright|塁上でリードをとるイチロー]]
 
[[ファイル:Cobbstealing3rd.jpg|thumb|三塁にスライディングする[[タイ・カッブ]]]]
 
盗塁を成功させるために必要な技術は[[短距離走]]の速さだけではない。[[江藤省三]]は盗塁を成功させるにはスタート (Start)、スピード (Speed)、スライディング (Sliding) の「3つのS」が大切で、なかでもスタートが最も重要と述べている<ref name="Eto">{{Cite news|author=|coauthors=|url=http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/column/eto/CK2011031602000087.html|title=盗塁のとき、良いスタートをするには?|work=|newspaper=中日スポーツ|publisher=中日新聞社|pages=|page=|date=2011-03-16|accessdate=2011-03-25|language=}}</ref>。NPBにおいて数々の盗塁記録を持つ[[福本豊]]はこの「3つのS」についてスタートは徹底した投手の癖の研究、スピードは天性の俊足と若い時のランニングフォーム矯正<ref>陸上の[[400メートル競走]]の選手に腕の振りの矯正を施され、また腿上げのトレーニングを繰り返すことで一定の歩幅でかつステップが横に広がらない陸上短距離選手の理想のようなランニングフォームを身に付けた。</ref>によって研磨され、スライディングはスピードを殺さず、足への負担を軽くするためにつま先からやわらかくベースに触れるスライディングを独自に編み出している。[[日本プロ野球]]で5度盗塁王となった[[赤星憲広]]も盗塁において最も重要なのは「アウトを恐れずにスタートを切る勇気」であり、「僕にとって盗塁の数は勇気の証」と<ref>赤星憲広 『決断 阪神引退からのリスタート』 集英社、2010年、ISBN 978-4087805604、p.147</ref>述べており、また[[メジャーリーグベースボール]] (MLB) で6度盗塁王となった[[モーリー・ウィリス]]も「失敗を恐れてはいけない、数千数万の大観衆、あるいはテレビ視聴者が見ている前で喜んで盗塁死するくらいの図太さ・図々しさが必要なんだ」と述べ<ref>モーリー・ウィルス 「STEAL THIS BASE 歴代盗塁王が語る盗塁の極意」 『月刊スラッガー No.42 , 2001年10月号』 吉藤宗弘訳、日本スポーツ企画出版社、6-15頁</ref>、精神面の重要性を強調している。また、配球を読む技術も大切で投球が変化球や半速球ならそれほど走力のないランナーでも二盗なら成功しやすい。また低めに落ちる変化球は捕手が投球をこぼすケースも多く、ワンバウンドの際はさらにその確率が上がる。仮に捕球に成功してもこの様なケースでは体勢を崩しているケースがほとんど、即座に二塁へ強い送球を送ることが困難になる。
 
 
 
盗塁を企図する走者は、投手による[[牽制球]]の際にアウトにならないよう帰塁することを第一に充分なリードを取り、投手の癖を見極め、勢いのあるスタートを切る必要がある<ref name="Eto"/>。MLBで最多盗塁のタイトルを4度獲得している[[カール・クロフォード]]は「スピードだけに頼らない盗塁の仕方を考えたんだ。自分はどこまで塁から離れられるか突き詰めた結果、もう1歩だけ大きくリードをとることができることがわかった。そして今まで以上に野手の動きと投手のモーションを洞察するようになった」とリードとスタートの重要性について語っている<ref>{{Cite journal|和書 |author= 津川晋一|authorlink= |coauthors= |year= |month= |title= 韋駄天クロフォード、盗塁数激増の理由。|journal= NUMBER|volume= |issue= 735|pages= |publisher= 文藝春秋社|location= |url= http://number.bunshun.jp/articles/-/11447|format= |accessdate= 2011-03-25}}</ref>。場合によっては投手による[[牽制球]]がないタイミングを図り、投手が動いた瞬間にスタートさせる場合もある。[[野村克也]]はこれを'''ギャンブルスタート'''と名づけている。
 
 
 
短距離走では全速力でゴールを駆け抜けるが、盗塁の場合は本盗の場合を除きベースを通り過ぎた(オーバーランした)状況で触球されればアウトとなってしまう。よって、ベース上で止まるスライディング技術が必要となる。このスライディングをするタイミングが早すぎるとベースに到達する前に無駄なブレーキが掛かってしまい、遅すぎるとベースで止まりきれずにオーバーランをする恐れがある。また、スライディングそのものが下手だとタイミングに関係なく無駄なブレーキが掛かってしまう。
 
 
 
== 記録 ==
 
=== 日本プロ野球 ===
 
; 最多盗塁
 
{{Main|最多盗塁 (日本プロ野球)}}
 
 
 
; 通算記録
 
{| class="wikitable" style="text-align:center"
 
|-
 
!colspan="6"|盗塁
 
|-
 
!順位!!選手名!!盗塁!!順位!!選手名!!盗塁
 
|-
 
|1||[[福本豊]]||1065||11||*[[荒木雅博]]||378
 
|-
 
|2||[[広瀬叔功]]||596||12||[[古川清蔵]]||370
 
|-
 
|3||[[柴田勲]]||579||13||[[高木守道]]||369
 
|-
 
|4||[[木塚忠助]]||479||14||[[西村徳文]]||363
 
|-
 
|5||[[高橋慶彦]]||477||15||*[[松井稼頭央]]||362
 
|-
 
|6||[[金山次郎]]||456||16||[[石井琢朗]]||358
 
|-
 
|7||[[大石大二郎]]||415||17||[[島田誠]]||352
 
|-
 
|8||[[飯田徳治]]||390||18||[[吉田義男]]||350
 
|-
 
|rowspan="2"|9||[[呉昌征]]||rowspan="2"|381||19||[[中利夫|中暁生]]||347
 
|-
 
||[[赤星憲広]]||20||[[坪内道典]]||344
 
|-
 
|colspan="6"|記録は2017年シーズン終了時点<ref>[http://bis.npb.or.jp/history/ltb_sb.html 歴代最高記録 盗塁 【通算記録】] - NPB公式サイト(シーズン中は毎日更新)</ref>
 
|}
 
*は現役選手
 
 
 
{| class="wikitable" style="text-align:center"
 
|-
 
!colspan="6"|盗塁刺
 
|-
 
!順位!!選手名!!盗塁刺!!順位!!選手名!!盗塁刺
 
|-
 
|1||[[福本豊]]||299||11||[[岡嶋博治]]||140
 
|-
 
|2||[[高橋慶彦]]||206||12||[[高木守道]]||139
 
|-
 
|3||[[柴田勲]]||193||13||[[島田誠]]||135
 
|-
 
|4||[[高木豊]]||178||14||[[大石大二郎]]||131
 
|-
 
|5||[[石井琢朗]]||169||15||[[衣笠祥雄]]||130
 
|-
 
|6||[[中利夫|中暁生]]||167||rowspan="2"|16||[[ロベルト・バルボン|R.バルボン]]||rowspan="2"|126
 
|-
 
|7||[[飯田徳治]]||161||[[村松有人]]
 
|-
 
|8||[[吉田義男]]||159||18||[[広瀬叔功]]||123
 
|-
 
|9||[[古川清蔵]]||155||19||[[玉造陽二]]||122
 
|-
 
|10||[[金山次郎]]||151||20||[[豊田泰光]]||121
 
|-
 
|colspan="6"|記録は2017年シーズン終了時点<ref>[http://bis.npb.or.jp/history/ltb_cs.html 歴代最高記録 盗塁刺 【通算記録】] - NPB公式サイト(シーズン中は毎日更新)</ref>
 
|}
 
 
 
; シーズン記録
 
{| class="wikitable" style="text-align:center"
 
|-
 
!colspan="6"|盗塁
 
|-
 
!順位!!選手名!!所属球団!!盗塁!!記録年!!備考
 
|-
 
|1||[[福本豊]]||[[オリックス・バファローズ|阪急ブレーブス]]||106||1972年||[[パシフィック・リーグ|パ・リーグ]]記録
 
|-
 
|2||福本豊||阪急ブレーブス||95||1973年||
 
|-
 
|3||福本豊||阪急ブレーブス||94||1974年||
 
|-
 
|4||[[河野旭輝]]||阪急ブレーブス||85||1956年||
 
|-
 
|5||[[木塚忠助]]||[[福岡ソフトバンクホークス|南海ホークス]]||78||1950年||
 
|-
 
|6||[[松本匡史]]||[[読売ジャイアンツ]]||76||1983年||[[セントラル・リーグ|セ・リーグ]]記録
 
|-
 
|7||福本豊||阪急ブレーブス||75||1970年||
 
|-
 
|8||[[金山次郎]]||[[松竹ロビンス]]||74||1950年||
 
|-
 
|9||[[高橋慶彦]]||[[広島東洋カープ]]||73||1985年||
 
|-
 
|10||[[広瀬叔功]]||南海ホークス||72||1964年||
 
|-
 
|colspan="6"|記録は2017年シーズン終了時点<ref>[http://bis.npb.or.jp/history/ssb_sb.html 歴代最高記録 盗塁 【シーズン記録】] - NPB公式サイト</ref>
 
|}
 
 
 
{| class="wikitable" style="text-align:center"
 
|-
 
!colspan="6"|盗塁刺
 
|-
 
!順位!!選手名!!所属球団!!盗塁刺!!記録年!!備考
 
|-
 
|1||[[河野旭輝]]||[[オリックス・バファローズ|阪急ブレーブス]]||29||1956年||[[パシフィック・リーグ|パ・リーグ]]記録
 
|-
 
|rowspan="2"|2||[[高橋慶彦]]||[[広島東洋カープ]]||rowspan="2"|28||1983年||[[セントラル・リーグ|セ・リーグ]]記録
 
|-
 
|[[高木豊]]||[[横浜DeNAベイスターズ|横浜大洋ホエールズ]]||1984年||[[セントラル・リーグ|セ・リーグ]]記録
 
|-
 
|4||[[村松有人]]||[[福岡ソフトバンクホークス|福岡ダイエーホークス]]||26||1996年||
 
|-
 
|rowspan="2"|5||[[岡嶋博治]]||[[中日ドラゴンズ]]||rowspan="2"|25||1959年||
 
|-
 
|[[福本豊]]||阪急ブレーブス||1972年||
 
|-
 
|rowspan="3"|7||[[小玉明利]]||[[大阪近鉄バファローズ|近鉄パールス]]||rowspan="3"|24||1956年||
 
|-
 
|福本豊||阪急ブレーブス||1979年||
 
|-
 
|高橋慶彦||広島東洋カープ||1982年||
 
|-
 
|rowspan="5"|10||[[ロベルト・バルボン|R.バルボン]]||阪急ブレーブス||rowspan="5"|23||1956年||
 
|-
 
|岡嶋博治||中日ドラゴンズ||1958年||
 
|-
 
|福本豊||阪急ブレーブス||1974年||
 
|-
 
|[[野村謙二郎]]||広島東洋カープ||1990年||
 
|-
 
|村松有人||福岡ダイエーホークス||1997年||
 
|-
 
|colspan="6"|記録は2017年シーズン終了時点<ref>[http://bis.npb.or.jp/history/ssb_cs.html 歴代最高記録 盗塁刺 【シーズン記録】] - NPB公式サイト</ref>
 
|}
 
 
 
; 1試合記録
 
{| class="wikitable" style="text-align:center"
 
!選手名!!所属球団!!記録!!記録日!!対戦相手
 
|-
 
|[[山崎善平]]||[[中日ドラゴンズ|名古屋ドラゴンズ]]||rowspan="2"|6盗塁||1952年6月3日||[[横浜DeNAベイスターズ|大洋ホエールズ]]
 
|-
 
|[[正田耕三]]||[[広島東洋カープ]]||1989年10月15日||中日ドラゴンズ
 
|}
 
 
 
; その他の記録
 
* サヨナラ本盗
 
日本では、1986年10月4日の[[東京ヤクルトスワローズ|ヤクルト]]対[[横浜DeNAベイスターズ|大洋]]戦において、ヤクルトの[[渋井敬一]]が決めたのが最後である。<ref>ベースボールキング「米大学野球で超レアなサヨナラ本盗決着! プロ野球公式戦では29年前が最後」[http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20150222-00022805-baseballk-base]2015年2月22日配信・閲覧。</ref>
 
 
 
=== メジャーリーグベースボール ===
 
アメリカの[[メジャーリーグベースボール]]では、[[1886年]]シーズンから盗塁数記録がとられるようになり、現在と同じ盗塁規則は[[1898年]]に制定された。
 
; 最多盗塁
 
{{Main|最多盗塁 (MLB)}}
 
 
 
; 通算記録
 
{| class="wikitable" style="text-align:center"
 
|-
 
!colspan="6"|盗塁
 
|-
 
!順位!!選手名!!盗塁!!順位!!選手名!!盗塁
 
|-
 
|1||[[リッキー・ヘンダーソン]]||1406||11||[[ジョー・モーガン]]||689
 
|-
 
|2||[[ルー・ブロック]]||938||12||[[ウィリー・ウィルソン]]||668
 
|-
 
|3||[[ビリー・ハミルトン]]||914||13||{{仮リンク|トム・ブラウン (1860年生の外野手)|en|Tom Brown (center fielder)|label=トム・ブラウン}}||657
 
|-
 
|4||[[タイ・カッブ]]||897||14||[[バート・キャンパネリス]]||649
 
|-
 
|5||[[ティム・レインズ]]||808||15||[[ケニー・ロフトン]]||622
 
|-
 
|6||[[ビンス・コールマン]]||752||16||{{仮リンク|オーティス・ニクソン|en|Otis Nixon}}||620
 
|-
 
|7||{{仮リンク|アーリー・レイサム|en|Arlie Latham}}||742||17||[[ジョージ・デイヴィス (内野手)|ジョージ・デイヴィス]]||619
 
|-
 
|8||[[エディ・コリンズ]]||741||18||[[フアン・ピエール]]||614
 
|-
 
|9||[[マックス・キャリー]]||738||19||[[ダミー・ホイ]]||596
 
|-
 
|10||[[ホーナス・ワグナー]]||723||20||[[モーリー・ウィルス]]||586
 
|-
 
|colspan="6"|記録は2014年シーズン終了時点<ref>{{Cite web
 
|url=http://www.baseball-reference.com/leaders/SB_career.shtml
 
|title=Career Leaders & Records for Stolen Bases
 
|work=Baseball-Reference.com
 
|language=英語
 
|accessdate=2010年11月15日
 
}}</ref>
 
|}
 
 
 
{| class="wikitable" style="text-align:center"
 
|-
 
!colspan="6"|盗塁刺
 
|-
 
!順位!!選手名!!盗塁刺!!順位!!選手名!!盗塁刺
 
|-
 
|1||[[リッキー・ヘンダーソン]]||335||11||{{仮リンク|オマー・モレノ|en|Omar Moreno}}||182
 
|-
 
|2||[[ルー・ブロック]]||307||12||[[シーザー・セデーニョ]]||179
 
|-
 
|3||[[ブレット・バトラー]]||257||13||[[スティーブ・サックス]]||178
 
|-
 
|4||[[タイ・カッブ]]||212||14||[[ビンス・コールマン]]||177
 
|-
 
|5||[[モーリー・ウィルス]]||208||15||{{仮リンク|ジョージ・バーンズ (1889年生の外野手)|en|George Burns (outfielder)|label=ジョージ・バーンズ}}||174
 
|-
 
|6||[[フアン・ピエール]]||203||16||[[ボビー・ボンズ]]||169
 
|-
 
|7||[[バート・キャンパネリス]]||199||17||[[エリック・ヤング]]||168
 
|-
 
|8||[[エディ・コリンズ]]||195||18||[[オマー・ビスケル]]||167
 
|-
 
|9||[[ロッド・カルー]]||187||rowspan="2"|19||[[ジョー・モーガン]]||rowspan="2"|162
 
|-
 
|10||{{仮リンク|オーティス・ニクソン|en|Otis Nixon}}||186||{{仮リンク|ビリー・ノース|en|Bill North}}
 
|-
 
|colspan="6"|記録は2014年シーズン終了時点<ref>http://www.baseball-reference.com/leaders/CS_career.shtml</ref>
 
|}
 
 
 
==== シーズン記録 ====
 
{| class="wikitable" style="text-align:center"
 
|-
 
!colspan="6"|盗塁
 
|-
 
!順位!!選手名!!所属球団!!盗塁!!記録年!!備考
 
|-
 
|1||[[リッキー・ヘンダーソン]]||[[オークランド・アスレチックス]]||130||1982年||[[アメリカンリーグ|ア・リーグ]]記録
 
|-
 
|2||[[ルー・ブロック]]||[[セントルイス・カージナルス]]||118||1974年||[[ナショナルリーグ|ナ・リーグ]]記録
 
|-
 
|3||[[ビンス・コールマン]]||セントルイス・カージナルス||110||1985年||
 
|-
 
|4||ビンス・コールマン||セントルイス・カージナルス||109||1987年||
 
|-
 
|5||リッキー・ヘンダーソン||オークランド・アスレチックス||108||1983年||
 
|-
 
|6||ビンス・コールマン||セントルイス・カージナルス||107||1986年||
 
|-
 
|7||[[モーリー・ウィルス]]||[[ロサンゼルス・ドジャース]]||104||1962年||
 
|-
 
|8||リッキー・ヘンダーソン||オークランド・アスレチックス||100||1980年||
 
|-
 
|9||{{仮リンク|ロン・ルフロア|en|Ron LeFlore}}||[[デトロイト・タイガース]]||97||1980年||
 
|-
 
|rowspan="2"|10||[[タイ・カッブ]]||デトロイト・タイガース||rowspan="2"|96||1915年||
 
|-
 
||{{仮リンク|オマー・モレノ|en|Omar Moreno}}||[[ピッツバーグ・パイレーツ]]||1980年||
 
|-
 
|colspan="6"|1901年以降<ref>{{Cite web
 
|url=http://www.baseball-reference.com/leaders/SB_season.shtml
 
|title=Single-Season Leaders & Records for Stolen Bases
 
|work=Baseball-Reference.com
 
|language=英語
 
|accessdate=2010年11月15日
 
}}</ref>
 
|}
 
 
 
{| class="wikitable" style="text-align:center"
 
|-
 
!colspan="6"|盗塁刺
 
|-
 
!順位!!選手名!!所属球団!!盗塁刺!!記録年!!備考
 
|-
 
|1||[[リッキー・ヘンダーソン]]||[[オークランド・アスレチックス]]||42||1982年||[[アメリカンリーグ|ア・リーグ]]記録
 
|-
 
|2||[[タイ・カッブ]]||[[デトロイト・タイガース]]||38||1915年||
 
|-
 
|3||{{仮リンク|ジョージ・バーンズ (1889年生の外野手)|en|George Burns (outfielder)|label=ジョージ・バーンズ}}||[[サンフランシスコ・ジャイアンツ|ニューヨーク・ジャイアンツ]]||35||1913年||[[ナショナルリーグ|ナ・リーグ]]記録
 
|-
 
|4||タイ・カッブ||デトロイト・タイガース||34||1912年||
 
|-
 
|rowspan="3"|5||[[ルー・ブロック]]||[[セントルイス・カージナルス]]||rowspan="3"|33||1974年||
 
|-
 
|{{仮リンク|ハリー・ロード|en|Harry Lord}}||[[シカゴ・ホワイトソックス]]||1912年||
 
|-
 
|{{仮リンク|オマー・モレノ|en|Omar Moreno}}||[[ピッツバーグ・パイレーツ]]||1980年||
 
|-
 
|rowspan="3"|8||{{仮リンク|ドック・コック (野球)|en|Doc Cook (baseball)|label=ドック・コック}}||[[ニューヨーク・ヤンキース]]||rowspan="3"|32||1914年||
 
|-
 
|{{仮リンク|エディ・マーフィー (野球)|en|Eddie Murphy (baseball)|label=エディ・マーフィー}}||フィラデルフィア・アスレチックス||1914年||
 
|-
 
|{{仮リンク|バート・ショットン|en|Burt Shotton}}||[[ボルチモア・オリオールズ|セントルイス・ブラウンズ]]||1915年||
 
|-
 
|colspan="6"|1901年以降<ref>http://www.baseball-reference.com/leaders/CS_season.shtml</ref>
 
|}
 
  
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
 
{{Reflist}}
 
{{Reflist}}
 
== 関連項目 ==
 
{{Commonscat|Stealing (baseball)}}
 
* [[野球の各種記録]]
 
* [[セントラル・リーグ個人タイトル獲得者一覧]]
 
* [[パシフィック・リーグ個人タイトル獲得者一覧]]
 
* [[盗塁阻止率]]
 
* [[代走]]
 
* [[グリーンライト]]
 
 
== 参考文献 ==
 
* {{Cite book|和書|author=[[アル・キャンパニス|Al Campanis]](著),[[内村祐之]] (翻訳)|date=1957年|title=[[ドジャースの戦法]]|publisher=[[ベースボール・マガジン社]]|asin=B000JAY4RG|ref=キャンパニス(1957年)}}
 
  
 
{{野球}}
 
{{野球}}
 
+
{{テンプレート:20180815sk}}
 
{{DEFAULTSORT:とうるい}}
 
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2018/9/4/ (火) 21:58時点における最新版

盗塁(とうるい)

野球における攻撃側走者の進塁方法の一つ。

走者が、安打刺殺失策封殺野選捕逸暴投ボークによらないで、1個の塁を進んだときに盗塁が記録される[1]

英語名はStolen Baseで略記はSBが使われる。日本でも「スチール」 (steal) とも呼ばれる。

脚注




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