「蓄音機」の版間の差分
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− | [[レコード]] | + | [[レコード]]から音を再生する装置。1877年アメリカ合衆国の[[トーマス・アルバ・エジソン]]が発明,錫箔を張った銅製の円筒を手で回転させ,ホーンの根もとについた針で音を記録し,振動板と針を代えて,この音を再生した。1884年にワックスで包んだ円筒形の厚紙をレコードとするろう管式,1887年に円盤式レコードが発明された。円盤式は改良されて電気吹き込みの SP(標準度演奏)レコードとなり,ぜんまい駆動のターンテーブルとホーンからなる機械式蓄音機となって普及した。今日では電気的方法で増幅,再生し,動力も電気による電気蓄音機([[レコードプレーヤ]])が中心となった。 |
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蓄音機(ちくおんき、アメリカ英語:Phonograph、イギリス英語:Gramophone)
レコードから音を再生する装置。1877年アメリカ合衆国のトーマス・アルバ・エジソンが発明,錫箔を張った銅製の円筒を手で回転させ,ホーンの根もとについた針で音を記録し,振動板と針を代えて,この音を再生した。1884年にワックスで包んだ円筒形の厚紙をレコードとするろう管式,1887年に円盤式レコードが発明された。円盤式は改良されて電気吹き込みの SP(標準度演奏)レコードとなり,ぜんまい駆動のターンテーブルとホーンからなる機械式蓄音機となって普及した。今日では電気的方法で増幅,再生し,動力も電気による電気蓄音機(レコードプレーヤ)が中心となった。