イギリス英語

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イギリス英語(イギリスえいご、: British English)は英語の中でもイギリスで使用されている英語。英語ではBritish EnglishまたはUK Englishという。

国際英語としてのイギリス英語

世界的には、英語を公用語としている国家英連邦各国)で共通語として使用されている英語はほとんどの場合、語彙スペリングともにイギリス式を基本としている。これに対し、アメリカ英語を公用語としている国家は、フィリピンリベリア共和国などがある。カナダで使われる英語は、語彙やスペリングはイギリス式とアメリカ式の混合で、発音はアメリカ英語との共通点が多い。ヨーロッパ諸国の英語教育では、標準イギリス英語をモデルとすることが多い。

英語を公用語としていない国家での外国語としての英語は、アメリカ英語の影響が強くなりつつある。戦前の日本の英語教育はイギリス英語が中心だったが、戦後はアメリカ英語が中心となった。

イギリスで使用されている英語

イギリス各地で使用されている口頭言語は、発音アクセント言い回し、語彙等の面でアメリカ英語よりも地域ごとに大きな差がある。ほんの少し離れた同士でも発音が違ったり、他の英語圏の人でも理解しにくい方言も多い。イングランドで使われる英語や方言を総括してEnglish English(イングランド語イングランド方言 English language in England)という。他にはウェールズ英語(en)、スコットランド英語アイルランド英語などの方言系統がある[1]

イギリスでは厳密な意味での標準語は存在しないとする説もあるが、方言独自の語彙や言い回しは、世代が進むにつれて均一化されていく傾向にあり、「教科書のための」標準英語(Standard English)の語彙言い回しを自然に使用する者はイギリス人口の12-15%と増加する傾向にある。しかし、地域独自の発音、アクセントの違いは健在であり、伝統的な標準発音であるBBC容認発音を使う者はStandard Englishの使用者の1/3以下、イギリス人口の約3%程度である。

容認発音

イギリス英語と言うと、クイーンズ(キングス)・イングリッシュ[2]を想像する人も多いが、これはイギリスでは容認発音Received Pronunciation, RP)やBBC英語(BBC English)と呼ばれている発音である。もともと上流階級が主に使う発音であり、伝統的に英国放送協会の放送標準となる英語であった。その為、第二次世界大戦中までのアメリカ合衆国の放送局でも、BBC英語を多用していた。

しかし1960年代以降、イギリス各地で使用されている地域独自の発音の地位が上がり、BBCでもRP以外の発音が普通になるに従い、伝統的にRPを使用していた階級も、若者の間ではその使用が失われる傾向にある。現在、RPの話者はイギリス人口の約3%程度にまで減少した。

しかし今なおRPが「イギリス英語の標準発音」と国際的に認識されていて、他の英語圏の人にも理解されやすいことから、自国外ではなるべくRPに近い英語を使おうとするイギリス人も少なくない。またRP自体の変化も進行していて、現在の英国放送協会の標準発音は、1950年代の標準発音(伝統的な上流階級の発音)とは違っている。

  • rを発音するのは次に母音が続く場合のみ。音節末の"r"を発音するr音化はない[3]。"car"[kɑː], "hard"[hɑːd], "born"[bɔːn], "water"[ˈwɔːtə], "Oxford"[ˈɒksfəd]
    • "for a long time"など後ろに母音が続く場合は連音化(リエゾン)を起こしrを発音する。
    • 単語末の母音(狭母音や半母音)と次の単語の母音との間にrを挿入する("America is"→"America-ris")人も多い。
  • "ask"、"bath"、"chance"などの"a"はRP(容認発音)では非円唇後舌広母音([ɑ])となる。
  • "stop"などの"o"は円唇後舌広母音である[stɒp](例:"stop"の発音は「スタップ」(米)でなく「ストップ」(英))。
  • "better"など母音間・強勢後の/t/と、"border"など母音間・強勢後の/d/は、それぞれ"t"(ベター) "d"(ボーダー)とアメリカ英語よりもはっきり発音。アメリカ英語では歯茎はじき音(Lの発音、スペイン語などのrに近い発音)となる。
  • "bluntness"などの[t]、"loudness"などの[d]はそれぞれ声門閉鎖音[ʔ]になる。
  • /ou/を[oʊ]ではなく[əʊ]で発音する。[ɛʊ]のように聞こえることもある。
  • "new"を[njuː](ニュー)、tuneを[tjuːn](テューン)と発音する(アメリカ英語では[nuː](ヌー)、[tuːn](トゥーン)と発音する人が多い)。
  • "wh"の綴りの"h"の字は無音化する為に発音しない。

コックニー

ロンドンでは、人口の大部分を占める労働者階級は伝統的にコックニー英語(Cockney speech)と呼ばれる言葉を使っていた。イギリス英語には"Rhyming slang"(押韻俗語)と呼ばれている隠語めいた言い回しがあるが、コックニーを起源とするものが多い。

河口域英語

1980年代以降、ロンドンとその周辺(テムズ川河口周辺)で 河口域英語(Estuary English)と呼ばれる新しい英語が幅広く使われるようになってきている。RPとイングランド南東部方言(コックニー)の混合といえる。

河口域英語を労働者階級の英語とみなす人もいるが、現在は労働者階級に限らず特に若者の間で幅広く使われるようになってきており、将来的にはRPに代わるイギリス英語の標準語となるとみなす声も多い。

他のイギリス英語

「教科書のための標準英語」(Standard English)の語彙言い回しを日常生活の中で使用する者はイギリス人口の12-15%であり、容認発音を使う者は約3%程度にすぎない。他のイギリス人が使う英語・方言・発音の特徴として、以下が挙げられる。

  • イングランド南西部方言、スコットランド方言アイルランド方言では音節末の"r"を発音(r音化)するが、地域によって発音が違う。
  • イギリス各地で"me"の代わりに"us"を使う人が多い(例:please pass me the ketchup→please pass us the ketchup)。
  • イギリス各地で"my"の代わりに"me"を使う人が多い(例:this is my car→this is me car)。
  • 方言に名前が付いていることがある。
  • イングランド北部(en)・中部(en)やアイルランド方言では[ʌ][ʊ]に変化することがある(例:"bus"をブスと発音)。
  • "bath"、"cast"、"dance"、"fast"、"after"、"castle"、"grass"などの"a"は、イングランド南部(en)では[ɑː]、イングランド南西部方言では[aː]、イングランド北部・中部やスコットランド・アイルランド方言では[a][aː]などと発音することが多い。
  • イングランドの労働者階級の英語では単語中の[h]を発音しないことが多い。
  • イングランド南西部方言では独自の語彙や言い回しが多い。
    • "I am"→"I be"、"you are"→"thou bist"や"you be"、"he is"→"he be"(Thouは標準英語では17世紀に廃れ、現在はシェイクスピアなど古典文学で登場するのみ)。
    • "it"の代わりに"he"を使うことがある(例:put it over there→put he over there)。
    • "them"や"those"の代わりに"they"を使うことがある(例:those shoes are mine→they shoes are mine)。
    • "where"に"to"が付く(例:"Where are you?"→"Where're you to?"。この言い回しは南西部の都市部の若者の間でも健在)。
    • ブリストル方言では単語末の母音の後に[w]を発音(例:"cinema"→"cinemaw")。
    • 音節末の"r"を強くr音化(発音)。
    • RPの/aɪ/[ʌɪ][ɔɪ]と発音(例:"price"[prɔɪs])。
  • イングランド北部ではRPの/eɪ/[eː]に、/əʊ/[oː]に変化することが多い(例:"face"の発音は「フェイス」でなく「フェース」)。

文法

「単純未来」の"will"で主語が一人称のとき、"I shall"、"we shall"の形で"shall"を使うことがある。

イギリス式 共通 ((英)=イギリス寄り、(米)=アメリカ寄り) アメリカ式 備考
I also have that./I have that too. I have that also. 文の終わりに"also"を使用しない
The Clash are a well-known band The Clash is a well known band    
learnt(英)/learned(米)
spilt(英)/spilled(米)
burnt(英)/burned(米)
dreamt(英)/dreamed(米) など
fitted   fit
in hospital
in university
in future
in the hospital
in the university
in the future
Monday to Friday
Monday till Friday
Monday through Friday
at the weekend on the weekend
He's got better He's gotten better getの過去分詞形
we suggested that tom should go there. we suggested that tom go there. 仮定法現在では、アメリカでは、that節以下は動詞の原形で表すのに対し、イギリスでは、that節以下はshould+動詞の原形で表す。
  I've just had lunch I just had lunch  
Have got..(英)
通常はhave...?(米)
Have you had dinner yet? Did you have dinner yet?
  talk to David talk with David
two thousand and three two thousand three 2003
25/12/05 25 December 2005(英)
25th December 2005(英)
December 25, 2005(米)
12/25/05  
Two weeks today/a week Friday/Friday week Two weeks from today/a week from Friday
6.10 ten past six(英), six ten(米), 6:10 ten after six(six past tenともいう)
7.45 quarter to eight(英), seven forty-five(米), 7:45 quarter till eight
2.30, half two 2:30, half past two

正書法

イングランドはフランス語話者の支配(ノルマン朝プランタジネット朝)が数百年続いたため、イギリス式にはフランス語の影響がみられる。

イギリス式 アメリカ式 単語例(イギリス式) 備考
-our -or colour, labour, flavour, humour 動作主を表す -or は英米同形
-re -er centre, theatre (米国でも劇場などには使われる), metre  
-nce -nse defence, offence
-ise, -isation -ize, -ization organisation,recognise イギリスでもオクスフォード式綴りでは -ize, -ization
-ae, -oe -e encyclopaedia, foetus  
-lled, -lling, -ller -led, -ling, -ler traveller, signalling
-l -ll instalment, skilful 母音+lで終わる語に、頭位が子音の接尾辞を付加したとき
cheque check   「小切手」を意味するときのみ
grey gray 灰色[4]
kerb curb
mould mold カビ
pyjamas pajamas
storey story
sulphur sulfur  
tyre tire
yoghurt, yogurt yogurt

語彙・言い回し

イギリス式 共通 ((英 =イギリス寄り、(米)=アメリカ寄り) アメリカ式 意味
horse riding   horseback riding 乗馬
sweets candy
abseil rappel 懸垂下降
advert [ədvˈəːt] advertisement

[英ədvˈəːtɪsmənt

`ædvɚtάɪzmənt |]

ad [æd] 広告
aerial (英) antenna アンテナ
aeroplane airplane 飛行機
alright?/alright mate? hi! what's up 元気かい?
alsatian German shepherd (米)   シェパード犬
amber yellow 信号の黄色
answerphone answering machine 留守番電話
anticlockwise   counterclockwise 反時計回り
aubergine eggplant 茄子
arse ass 尻 (俗)
autumn fall
aye (スコットランド英語) yeah, yes 軽い「はい」ないし「わかりました」
balaclava ski mask 覆面
banger (俗) old car   ボロ車
banger firecracker 爆竹
banger sausage 英国ソーセージ
(bank) note banknote (米語ではまれ) bill 紙幣
bap bread roll    
bap (俗) breasts
barbecue grill バーベキュー、直火焼き
bath bathtub 浴槽
bedsit Single Room Occupancy ワンルーム
biro ball point pen   ボールペン
bloke guy
boiler   furnace 暖房のボイラー
bonnet hood ボンネット
boot trunk (自動車の)トランク
braces suspenders ズボン吊り
building society savings and loan association
bum bag fanny pack ウエストバッグ
bus station/coach station bus terminal バスターミナル
burgle burglarize 空き巣に入ること
campsite campground キャンプ場
camping pitch campsite テントを張る場所
candy floss cotton candy 綿飴
caravan travel trailer キャンピングトレーラー
(railway )carriage/coach (railroad )car 鉄道旅客車
casualty, accident & emergency (A&E) emergency department emergency room 救急処置室
catapult   slingshot パチンコ (武器)
car park parking lot/parking garage 駐車場
cashpoint, cash machine, hole-in-the-wall ATM 現金自動預け払い機
central reservation   median strip 中央分離帯
canteen cafeteria 食堂、軽食堂
cinema (movie )theater 映画館
cheers thanks 軽い「ありがとう」
chemist's (shop) pharmacy drugstore 薬局
cheque check 小切手
chips (french )fries フライドポテト
cling film   plastic wrap 食品包装用ラップ
coach bus 都市間・観光バス
cooker stove, range コンロ (器具)
coriander (leaves) cilantro パクチー (香菜、中国パセリ)
corn grain 穀物
cornflour   cornstarch コーンスターチ
corner shop general store 小型の雑貨商
cot crib (cotは折りたたみ式簡易ベッド) ベビーベッド
cotton bud cotton swab 綿棒
courgette zucchini ズッキーニ
crisps potato chips ポテトチップス
cul-de-sac dead end 行き止まり
CV (curriculum vitae)   résumé 履歴書
down to you up to you この表現に限らず、英英語と米英語ではしばしばupとdownの用法が逆になる
drawing pin thumbtack 画鋲
driving licence driver's license 運転免許 (スペリングにも注目)
dressing gown bathrobe
dual carriageway divided highway 中央分離帯のある幹線道路
dummy pacifier おしゃぶり
duvet[djuːˈveɪ] (カバーつき), quilt, bedspread comforter (通常、カバーなし) 寝具の一種
(dust) bin wastebasket/trash can trash can ごみ箱
electric fire electric heater space heater 電気ストーブ
engaged busy   (電話が)話中
entrée, starter first course, appetizer 前菜
main course entrée メインディッシュ
(council/industrial) estate housing project/industrial park 団地、工業団地
estate agent   realtor 不動産
estate car station wagon
ex-directory unlisted number 電話帳に不掲載の番号
fag (俗) Nicotiana tabacum タバコ
fag (俗)  
fizzy drink carbonated soft drink soda
flannel facecloth washcloth
flat   apartment
flyover overpass 立体交差
fringe bangs
fortnight (14+night) two weeks 2週間
football soccer サッカー
frying pan (skilletは方言) frying pan skillet フライパン
full stop   period 終止符
garage, petrol station gas station ガソリンスタンド
gobsmacked (俗) astonished  
goods freight, cargo 貨物
grass (俗)/ supergrass (俗) informant stool pigeon (俗) 密告者
grill broil (grillはバーベキューの意)  
grotty (俗) dirty  
greengrocer 八百屋
guard conductor 車掌
hard shoulder breakdown lane 路肩
hash (mark/sign) number sign pound sign 番号記号 (#)
have you got...? do you have...? (米)
headmaster/headmistress principal 校長
high street main street 商店街、目抜き通り
hire purchase instal (l)ment plan 割賦販売
hob cooktop, range コンロ (の上面)
holiday holiday (祝日をさす場合) vacation 休暇旅行
how no? (スコットランド英語) why not?  
Hoover (商標) vacuum cleaner 掃除機
indicator blinker/turn signal ウインカー
inverted commas quotation marks 引用符
police car patrol car パトカー
jelly   jell-O (商標), gelatin dessert ゼリー
jam jelly ゼリー状のジャム
jumble sale rummage sale バザー
jumper, pullover sweater (米) セーター
lass (スコットランド英語、北イングランド英語), bird (俗) girl chick (俗) 女の子
laundrette   laundromat コインランドリー
letter box、postbox mailbox 郵便受け
lift elevator エレベーター
loch (スコットランド) lake 、峡湾
loo, bogs (俗), khazi (俗) toilet restroom 便所
lorry truck   トラック
lounge, sitting room living room 居間
mackintosh, mac raincoat レインコート
mains (electricity)   household/domestic/line/grid power 商用電源
mate pal, buddy, bud 同胞
maths mathematics math 数学
Managing Director/MD Chief Executive Officer/CEO   最高経営責任者
Happy Christmas! Merry Christmas!
mince (d meat)   ground meat 挽肉
mobile phone cell phone 携帯電話
motorway freeway/expressway 高速道路
motor car car automobile 自動車
nappy   diaper おむつ
newsagent newsdealer 雑貨商、キオスク
news reader news anchor/newscaster ニュースキャスター
nick (俗) 警察署、逮捕すること、盗むこと
notice board bulletin board 掲示板
number plate registration plate license plate ナンバープレート
OAP (Old Age Pensioner) elderly senior citizen 高齢者
off-licence liquor store 酒屋
oi! hey! おい!
pavement   sidewalk 歩道
pedestrian/zebra/pelican crossing crosswalk 横断歩道
peg/clothes peg clothes-pin 洗濯ばさみ
petrol gas/gasoline ガソリン
postbox/pillar box mailbox 郵便ポスト
  pissed (俗) loaded (俗), wasted (俗) 酔っている
pissed off (俗) pissed (俗)
pisshead (俗) takeout 酒豪
pissing it down (俗) pissing down (俗) 大雨
plaster Band-aid (商標) 絆創膏
plaster (orthopedic )cast ギプス
P&P (posting and packing) S&H (shipping and handling) (品物の)郵送料
to post to send to mail 郵送すること、投函すること
postcode   postalcodeが普通でzipcodeとも言う 郵便番号
poste restante general delivery (poste restanteは国際郵便の場合のみ) (郵便の)局留め
power cut power outage 停電
power point outlet コンセント
pram baby buggy 乳母車
press-up push-up 腕立て伏せ
provisional licence learner's permit 仮運転免許
pudding dessert   デザート
purse coin purse 女性用の財布
handbag purse ハンドバッグ
pushchair, buggy   stroller 乳母車
pylon transmission tower, mast 送電線の鉄塔
queue line 待ち行列
quite fairly pretty かなり
quid (俗)   ポンド
railway railroad 鉄道
rat-arsed (俗)   泥酔
redundancy layoff 解雇
rev counter   tachometer 回転計
reverse charge call collect call コレクトコール
the River (Thames) the (Colorado )River 語順。「定冠詞+河川名」のほうが普通
roundabout rotary, traffic circle ロータリー型交差路
merry-go-round, carousel   メリーゴーラウンド
rozzer, copper, filth, pigs (俗) cop 警察官
rubber eraser (米) 消しゴム
rubbish   garbage, trash ゴミ
sanitary towel sanitary napkin 生理用ナプキン
Sellotape (商標) cellophane tape scotch tape セロテープ
serviette table napkin ナプキン
set square   triangle 三角定規
silencer muffler 消音器
shandy
shop store (shopは小型の商店) 商店
shop assistant shop worker salesclerk  
shopping trolley shopping cart
skint (俗) broke (俗)  
sleet   みぞれ
sleet 凍雨
spanner wrench レンチ
spring onion scallion ネギの一種
squaddie (俗) G.I. (俗) 兵士の俗称
squash cordial 水で薄める果汁飲料
sultana raisin レーズン
subway underpass 地下道
summat (俗) something
swede   rutabaga ルタバガ
takeaway to go テイクアウト
tannoy (商標) PA system/loudspeaker PA (音響拡声装置)
tap faucet 蛇口
tea (一部地域) dinner, supper 夕食
tea (一部地域), dinner (lunch) 一日で最も充実した食事 (昼食の場合も)
tea towel dish towel    
telephone box telephone booth (米)
telly, box TV テレビ
ticket tout scalper ダフ屋
tinned food canned food (米)   缶詰
tinnie 缶ビール
tomato sauce ketchup catsup (一部地域) ケチャップ
torch   flashlight 懐中電灯
tout solicitor[5] 客引き
tower block high-rise apartment (米) 高層集合住宅
trainers   sneakers, runners スニーカー
tram streetcar 路面電車
trousers pants ズボン
tube,underground subway 地下鉄
uni university college 大学
us (俗) me 二人称単数
waistcoat vest チョッキ
washing-up liquid detergent (米) dish soap 食器用の洗剤
wanker (俗) jerk (俗)  
wee (スコットランド英語) small, little, wee
well (俗) very wicked (方言)
wellington boots/wellies rubber boots   長靴
whinge  
windscreen windshield 自動車のフロントガラス
wing mirror side mirror 自動車のサイドミラー
Y-fronts (俗) briefs briefs ブリーフ
zed zee Z
階数 イギリス アメリカ
1階 ground floor first floor
2階 first floor second floor

脚注

  1. これらは英語の方言であり、独自のケルト系言語であるウェールズ語スコットランド・ゲール語アイルランド語とは異なる。
  2. 時の君主男性女性かで変化する。エリザベス2世が在位中なので「クイーンズ・イングリッシュ」である。
  3. オーストラリア英語ニュージーランド英語インド英語・南アフリカ英語(en)・マレーシア英語(en)・シンガポール英語(en)もr音化はない。アメリカ英語、イングランド南西部方言、スコットランド方言、アイルランド方言では音節末の"r"を発音するが、地域によって発音が違う。アメリカでr音化がないのはボストン周辺やニューヨーク、南部の一部の高齢者のみである。
  4. 吸収線量単位 グレイ は、人名に由来するため、英米ともに Gray である。
  5. イギリス英語でsolicitorには「弁護士」の意味がある。『オリエント急行の殺人』ではイギリス人だという女性が'I can always call my lawyers long distance.' 「いつでも弁護士(lawyer)に長距離電話をかけますから」というのをエルキュール・ポアロが'An English woman who had never lived in America would have said,"I can always make a trunk call to my solicitors."' (「アメリカに住んだことがないイギリス女性なら弁護士(solicitor)にトランクコールするというでしょうね」)という場面がある。

関連項目

ブリテン諸島
北アメリカ
オセアニア