「ブガッティ・サーキット」の版間の差分
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テンプレート:Infobox motorsport venue ブガッティ・サーキット(Bugatti Circuit)は、フランスのル・マンにあるサーキットである。
概要
「ブガッティ・サーキット」は、非常設の公道コースである「サルト・サーキット」(全長13.629km)に増設する形で1966年に造られた。2輪の「ル・マン24時間レース」は、「ブガッティ・サーキット」で開催される。4輪の「ル・マン24時間耐久レース」のみ、公道を閉鎖する「サルト・サーキット」で開催される。
「ブガッティ・サーキット」と「サルト・サーキット」が併用する部分は、ターン14「Reccordement」からターン5「La Chapelle」までと、ピットレーンやパドックなどの諸設備である[1]。
ロードレース世界選手権のフランスGPが、2000年以降毎年開催されている。
1991年のフランスGPは、ポール・リカール・サーキットでロードレース世界選手権・第10戦「フランスGP」として開催されていたが、ブラジルGPが安全上の問題でキャンセルされたため、ロードレース世界選手権・第14戦「ル・マンGP」)として「ブガッティ・サーキット」で急遽開催された。
コースの特徴
2013年現在のコースは、全長が4,185m、幅は13mで、左コーナーが5つ、右コーナーが9つの合計14のコーナーでレイアウトされる。高速コーナーの「ダンロップカーブ」(ターン1・ターン2)以外は中低速コーナーであり、コーナー間のストレートも非常に短い、典型的なストップ・アンド・ゴータイプのコースの一つとして知られている。トップスピードは低く、平均速度が比較的低いコースである。
コースレイアウトは安全性向上のために改修が数回行われている。主な改修箇所として、高速右コーナの「ダンロップカーブ」(ターン1・ターン2)の後半部分に「ダンロップシケイン」(ターン3・ターン4)を増設。高速コーナー「Le Musée」(ターン7〈旧ターン3〉)を中速コーナーに変更するなどである。コースの改修を繰り返したため、テクニカルコースの色合いが強くなっている。
メインストレートは450m、バックストレートが674mと共に短い。トップスピードは、メインストレートを抜けて「ダンロップカーブ」の進入中に計測される。2013年現在のレコードは、MotoGPクラスが、エクトル・バルベラが2013年に309.1km/hを記録し、Moto2クラスでは、マルク・マルケスが2011年に263.5km/hを記録している[2]。
ル・マン・アルナージュ飛行場(Aéroport Le Mans-Arnage)がコースに隣接しており、レースのテレビ放送の際に、ダンロップシケインの横から軽飛行機が離着陸していることがある。
座標
- コントロールライン
- メインストレート (450m)
- 「Dunlop Curve」(ターン1)・ターン2)
- 「Dunlop Chicane」(ターン3・ターン4)
- 「La Chapelle」(ターン5・ターン6)
- 「Le Musée」(ターン7)
- 「Garage Vert」(ターン8)
- バックストレート (674m)
- 「'S' Chemin aux Boeufs」(ターン9・ターン10)
- 「'S' Bleus」(ターン11・ターン12)
- 「Reccordement」(ターン13・ターン14)
脚注
関連項目
外部リンク
ca:Circuit de Le Mans en:Circuit de la Sarthe#Bugatti Circuit gl:Circuíto de Le Mans sl:Circuit de la Sarthe