「一座」の版間の差分
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一座(いちざ)とは、朝廷における宮中座次の最上位のことである。本来は太政官の筆頭大臣である太政大臣が一座に座り、不在の場合は左大臣が座ることになる。摂政・関白が設置されると、摂政・関白が一座に座った。ただし、摂政・関白が務める大臣職よりも上位の大臣が存在したり、摂政・関白が現在大臣の職に無い(前大臣)場合には、当該摂政・関白を一座に定める宣旨が出されることになっていた。これを一座宣旨(いちざのせんじ)と称した。
一座宣旨の例
豊臣秀吉(藤原秀吉[注釈 1])の一座宣旨(奉者:大外記)[1]
脚注
注釈
出典
- ↑ 「足守木下家文書」所載
参考文献
- 黒板伸夫「一座」「一座宣旨」(『平安時代史事典』(角川書店、1994年) ISBN 978-4-040-31700-7)