「デオキシシチジン三リン酸」の版間の差分

提供: miniwiki
移動先:案内検索
ja>与謝野鋼管
 
(1版 をインポートしました)
 
(相違点なし)

2018/8/18/ (土) 02:20時点における最新版

デオキシシチジン三リン酸(Deoxycytidine triphosphate、dCTP)は、ヌクレオシド三リン酸であり、ポリメラーゼ連鎖反応等のDNA複製の際に用いられる。この過程は、以下の化学反応式で表すことができる。

(DNA)n + dCTP ↔ (DNA)n-C + PPi

つまり、dCTPはピロリン酸を切り離し、dCMPがDNA鎖の3'末端に取り込まれる。続くピロリン酸の加水分解により、反応の平衡が右側に寄り、ヌクレオチドが取り込まれてDNA鎖が成長する。