胸腺小体
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胸腺小体(きょうせんしょうたい、英:Hassall's body)とは胸腺髄質において胸腺細網細胞(胸腺上皮細胞)が同心円状に配列した領域。ハッサル小体とも呼ばれる。胸腺小体は30~100μm程度の大きさであり、中心には1個あるいは数個の変性度の高い大型細胞が位置する。
関連項目
- デスモゾーム
- アーサー・ヒル・ハッサル - 英名のもとになっているイギリスの医師
参考文献
- 日本獣医解剖学会編集 『獣医組織学 改訂第二版』 学窓社 2003年 ISBN 4873621135
- 獣医学大辞典編集委員会編集 『新獣医学辞典』 チクサン出版社 2008年 ISBN 978-4-88500-654-8
- Beloveshkin, A. G. (2014). Systemic organization of Hassall’s corpuscles.