細胞内液
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全水分量42ℓ | 細胞外液14ℓ | 血漿(血管内)2.8ℓ |
間質液11.2ℓ | ||
細胞内液28ℓ |
細胞内液(さいぼうないえき、英: intracellular fluid)は、体液のうち細胞内に存在するものの総称。動物種により異なるが、体重の30~40%程度を占め、細胞の種類によりその含有率は異なる。細胞膜を介して物質交換を行っており、同一の細胞であっても活動状況によりその組成は異なる。
なお、細胞内液等における無機塩類の代表的な濃度は表のとおりである[2][3]。
イオン | 血漿等細胞外濃度(mMol/L) | 細胞内濃度(mMol/L) |
ナトリウム(Na+) | 145 | 12 |
カリウム(K+) | 4 | 140 |
マグネシウム(Mg2+) | 1.5 | 0.8 |
カルシウム(Ca2+) | 1.8 | <0.0002 |
塩素(Cl-) | 116 | 4 |
リン酸(HPO4 2-) | 1 | 35 |
脚注
- ↑ 血圧と血中ナトリウム量の関係について教えてください(日本心臓財団、2009年4月)
- ↑ 水・無機質 講義資料のページ
- ↑ 都筑生命医学 I 6 細胞膜 第2回 「細胞内液・外液の組成」 2006年11月28日講義のプリント[1]
参考文献
- 獣医学大辞典編集委員会編集 『明解獣医学辞典』 チクサン出版社 1991年 ISBN 4885006104