箱根ジオパーク

提供: miniwiki
移動先:案内検索

箱根ジオパーク(はこねジオパーク)は、箱根山を中心とした神奈川県西部の2市3町の神奈川県箱根町小田原市真鶴町湯河原町南足柄市をその範囲とするジオパークである。

沿革

2012年(平成24年)9月24日日本ジオパーク認定を受けた。

2016年(平成28年)9月9日南足柄市を編入した。

組織

活動は箱根ジオパーク推進協議会がすすめている。推進協議会の事務局は、箱根町役場企画観光部企画課ジオパーク推進室が担当している。

特徴

2016年9月現在、7つのエリア、49のジオサイト(特徴的な地層や地形の見所)からなり、7つのモデルコースがある。

神奈川県の県西地域に位置する箱根山のふもとに広がる2市3町は、首都圏からわずか90kmにかかわらず豊かで美しい四季に彩られ、古くから地域文化・産業が栄えてきた地域である。この地域は、フィリピン海プレートユーラシアプレート北アメリカプレートの3つのプレートが重なり合う位置にあり、多様な火山地形、火山堆積物、火山岩などが見られる。また、温暖な相模湾に面しており、海岸線標高0mから神山1,438mまでの高低差がある起伏に富んだ地形に、様々な動植物が生息すること、豊富な湯量と多様な泉質を誇る由緒ある温泉、特色ある地域文化・産業などの魅力を持っている。

神奈川県と2市3町は、教育機関、事業者、NPO、観光施設などとともに箱根ジオパーク推進協議会を設立し、ガイドの養成やパンフレットなどの製作、ジオツアーや企画展といったイベントの開催などに取り組んでいる。

エリア

箱根中央火口丘エリア

箱根早川沿いエリア

箱根須雲川沿いエリア

  • 箱根須雲川沿いエリアは、須雲川沿いの大温泉街を中心とするエリアである。箱根火山の基盤岩や40万年におよぶ火山活動の痕跡など大地の歴史を読み取れる。

小田原エリア

真鶴エリア

湯河原エリア

南足柄エリア

脚注

  1. 箱根ジオパーク公式ホームページ

関連項目

外部リンク