神学校
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神学校(しんがっこう)
キリスト教において,司祭,牧師,教師などのいわゆる聖職者を養成するための学校。各教派によって構成は異なるが,哲学,神学,聖書学など聖職者に必要な学科とともに,徳育,信徒指導の面も強調される。最古のものは2世紀末のアレクサンドリア教校とされている。カトリックの神学校はトリエント公会議後制度が強化され,外的には最も厳格に組織されたものの一つであるが,その弊害も少くない。各派とも大学神学部とは密接な関連があるが,制度としては区別されて独立しているのが一般である。現在日本では,総合大学の神学部となっているもの,単科大学 (神学大学) となっているもの,各種学校となっているものなどがある。