池原止戈夫
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池原 止戈夫(いけはら しかお、1904年4月11日 - 1984年10月10日)は日本の数学者、理学博士。
経歴
大阪府生まれ。マサチューセッツ工科大学でノーバート・ウィーナーに師事し1928年卒業。1932年にはウィーナーとともにタウバー型定理を確立、その応用として素数定理の新しい証明を与えた。帰国後、東京工業大学教授などを歴任。ウィーナーが提唱したサイバネティックスの学理を追求するとともに、その国内普及に寄与した。
著訳書
- アメリカ学生生活、小峰書店、1948
- 初等解析的整数論、河出書房、1949
- ウィーナー、人間機械論-サイバーネティクスと社会(訳)、みすず書房、1954
- ウィーナー、ノーバート・ウィーナー自伝-天才の生い立ち(訳)、鱒書房、1956
- ウィーナー、サイバネティックス-動物と機械における制御と通信(訳)、岩波書店、1957
- 初等微分方程式、学術図書、1958
- 応用数学講義、学術図書、1964
- 常微分方程式、学術図書、1971
- ウィーナー、人間機械論 第二版-人間の人間的な利用(共訳)、みすず書房、1979
- 情報理論入門-情報科学の誕生とMIT(共著)、啓学出版、1983
関連項目
典拠レコード: