氷筍(ひょうじゅん)とは洞窟に発生する逆さの氷柱である。
特徴
- −3℃程度の洞窟内で発生する。
- 上から滴り落ちた雫が瞬時に凍りついたもので、タケノコ(筍)のような形状をしていることからこの名で呼ばれる。
- 数千本単位で発生する。
- 形成過程は鍾乳洞の石筍と似ている。
氷筍リンク
氷筍は少しずつ滴り落ちた水が凍って形成される為、ほぼ完全な単結晶となっている。そのためよく滑る氷としてスケートリンクの氷に活用されている。輪切りにした氷筍を敷き詰めてリンクとする。1998-99年のシーズンに長野五輪スピードスケート会場のエムウェーブで製作された[1]。
脚注