バングラデシュ
- バングラデシュ人民共和国
- গণপ্রজাতন্ত্রী বাংলাদেশ
- 国の標語:なし
公用語 | ベンガル語 |
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首都 | ダッカ |
最大の都市 | ダッカ |
独立 - 宣言 - 承認 | パキスタンより 1971年3月26日 1971年12月16日 |
通貨 | タカ (BDT) |
時間帯 | UTC +6(DST:なし) |
ISO 3166-1 | BD / BGD |
ccTLD | .bd |
国際電話番号 | 880 |
バングラデシュ人民共和国(バングラデシュじんみんきょうわこく、ベンガル語: গণপ্রজাতন্ত্রী বাংলাদেশ)、通称バングラデシュ
インド亜大陸北東部の国。バングラデシュは「ベンガル人の国」の意。南東はミャンマー,東,北,西はインドと国境を接し,南はベンガル湾に臨む。国土は世界最大のデルタ地帯(三角州),ガンジス=ブラマプトラ川デルタの大半を占め,メグナ川をはじめ支流,分流が網の目のように走る。全体に平坦で,わずかにミャンマーとの国境付近に丘陵地帯がある。年平均気温 27~30℃。6~9月が雨季で,年降水量は少ないところで 1000mm,多いところでは 6000mmにも達する。大洪水やサイクロンによる高潮の被害を受けることが多く,1991年のサイクロンでは 14万人近い死者を出した。豊かな植生に恵まれ,タケが多く,マンゴー,ヤシ類,ベンガルボダイジュなどが卓越。前3世紀頃,マウリヤ朝の支配下にあったとして歴史に登場,4世紀にはグプタ朝,7世紀前半にはハルシャ朝(ハルシャバルダナ)が支配,その後戦乱が相次いだが 8世紀後半にはパーラ朝のもとで仏教が栄えた。その後 10世紀頃にはヒンドゥー教徒が大勢を占めるところとなったが,13世紀初期にはセーナ朝が倒されイスラム支配が確立した。1765年からはイギリスが支配,1937年ベンガル自治州の一部となったが,イスラム教徒が多かったため 1947年8月西パキスタン(今日のパキスタン)とともにパキスタン=イスラム共和国としてインドから分離独立し,東パキスタン州となった。しかし西パキスタンによる政治・経済面での圧迫に反発が高まり独立運動へと発展,1971年3月26日,西パキスタンからの独立を宣言し,バングラデシュ人民共和国となった。その後西パキスタンの弾圧を受けたが,多くの流血の犠牲のうえに同 1971年12月16日,インド軍の援助でパキスタン軍を全面降伏させ完全独立をかちとった。住民の大部分はベンガル人で,南東部のチッタゴン丘陵地帯にはチャクマ族などの少数民族が住む。住民の 9割近くがスンニー派のイスラム教徒。公用語はベンガル語。国土の 60%以上が農地で,土壌は肥沃。米の三期作が可能なほか,商品作物としてデルタでは,全世界の約 40%の生産量を占めるジュート,北部ではサトウキビ,タバコ,コムギ,北東部ではチャ(茶)を産する。工業では繊維工業が主であり,輸出総額においても衣類の輸出額が大半を占める。地下資源は乏しいが近年天然ガスが発見され,化学肥料,製鉄をはじめ各種重工業の発展がはかられている。
脚注
外部リンク
- バングラデシュ人民共和国政府 (英語)