セイコーフレッシュフーズ
株式会社セイコーフレッシュフーズとは、北海道札幌市白石区に本社を持つ物流・総合卸企業。「ハマナスクラブ」のボランタリー・チェーン本部。セコマのグループ企業。
本項では丸ヨ西尾時代に設立したスパーの北海道におけるボランタリー・チェーン本部であった北海道札幌市中央区に本社を持つ北海道スパー株式会社についても記述する。
セイコーフレッシュフーズ
現社名を名乗るセコマグループ企業としては2代目。
1895年9月に味噌、醤油、酒類などを販売する丸ヨ西尾商店として開業。法人化されたのは1940年。1965年に株式会社丸ヨ西尾に改称。
1974年に東部食品株式会社が設立され、1995年にセイコーフレッシュフーズ株式会社(初代)に改称。
2002年に丸ヨ西尾を存続会社としてセイコーフレッシュフーズを合併。
2009年に丸ヨ西尾が株式会社セイコーフレッシュフーズ(2代目)に改称。2012年には道東セイコーフレッシュフーズを合併している。
2016年4月よりコンビニエンスストアのハマナスクラブのポランタリー本部機能を有する。(後述)
ハマナスクラブ
ハマナスクラブはセイコーフレッシュフーズが運営する、コンビニエンスストアのボランタリー・チェーン[1]。2016年9月1日に北海道スパーから営業を譲渡された。店舗は約50店ありハマナスの花びらをあしらったマークとハマナスクラブのブランドで営業する。
基本的な営業内容はスパー時代と変わらないが、セイコーマートのクラブカード(ポイントカード)については使用できない。今後チェーンの新規加盟を募って行くという。
沿革
- 2016年(平成28年)4月 - 北海道スパーがスパー本部との契約更新を行わないため、受け皿としてセイコーフレッシュフーズが「ハマナスクラブ」のボランタリーチェーン本部を設置[2]。
- 2016年(平成28年)6月 - 北海道スパーから転換したハマナスクラブ1号店として「ハマナスクラブ拓北店」(札幌市)が開店[3]。
- 2016年(平成28年)9月1日 - 北海道スパーから営業を譲渡され、「ハマナスクラブ」単独で営業を開始する。
北海道スパー
北海道スパーは、北海道札幌市にあったコンビニエンスストアの運営(ボランタリー)を行っていた企業。丸ヨ西尾(後のセイコーフレッシュフーズ)が出資する形で設立された。スパーの北海道の地区本部で、2008年までは全日本スパー本部を通じて、2008年以降は単独で国際スパー本部に加盟していた。加盟店は世界各国のスパーと同じ看板を掲げており、生鮮品の品揃えを強化したスーパーマーケットタイプ (例 スパー緑ヶ丘店など) と一般的なコンビニエンスストアタイプの店舗を展開しており、セイコーマートのクラブカード(ポイントカード)が使用できた。
「スパー」と名乗っていたものの、末期にはセイコーマートと遜色ない店舗構成となっていた。「スパー加盟から約40年経過し、ノウハウを十分に吸収できた」として、2016年8月31日をもってスパーとの契約を終了した。契約満了に伴い、営業を続ける全店舗のボランタリー契約をセイコーフレッシュフーズに譲渡し、2016年9月1日にブランド名がハマナスクラブへと変更された。一部店舗はセイコーマートへ転換している。
日本においては最後までスパーに加盟していた地区本部で、契約終了によって日本からスパーは姿を消した[1]。
ギャラリー
- スパー花川南2条店.jpg
スパー花川南2条店
(石狩市)
脚注
- ↑ 1.0 1.1 “北海道から「スパー」消滅!ピンク色の「ハマナスクラブ」に転換へ”. 北海道ファンマガジン. . 2016閲覧.
- ↑ コンビニ「スパー」8月末で営業終了 「ハマナスクラブ」が新チェーン名に - リアルエコノミー 2016年3月31日掲載 2016年9月13日閲覧
- ↑ 「ハマナスクラブ」登場!「スパー」から転換第1号の札幌・拓北店 - リアルエコノミー 2016年6月3日掲載 2016年9月13日閲覧
関連項目
- コンビニエンスストア
- セイコーマート(セコマ) - 親会社にあたる
- 北海道ファミリーマート - 子会社としてファミリーマートのエリアフランチャイズを運営していた。
外部リンク