ジュネーブ詩篇歌
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ジュネーブ詩篇歌(ジュネーブしへんか)
宗教改革者 ジャン・カルヴァンの改革運動の拠点となったジュネーブにおいて,カルバンとその協力者 C.マローおよび T.ベザによって,1562年に完成された 150編のプロテスタント改革派教会の礼拝用聖歌集。フランスの宮廷でフランソア1世の侍従であったマローがダビデの詩篇数編をフランス語韻文に訳して宮廷で歌わせたバラードの節をベザが引継ぎ,新たに L.ブルジョワが加わって加筆編集。スイス,フランスの改革派教会で広く愛唱されたので,フランス・ジュネーブ詩編歌 French-Genevan Psalterとも呼ばれた。