コマイトー(古希: Κομαιθώ, Komaitō)は、ギリシア神話の女性である。タポス王プテレラーオスの娘。
コマイトーは父プテレラーオスと戦争を戦っていたアムピトリュオーンに恋をした。しかしプテレラーオスにはポセイドーンに植えられた黄金の毛髪があったため不死身であり、アムピトリュオーンは勝てないでいた。コマイトーがアムピトリュオーンを愛するあまりにプテレラーオスの黄金の毛髪を切り落としたため、アムピトリュオーンが勝利してタポスを制圧した。コマイトーはその直後にアムピトリュオーンに殺された[1][2]。
系図
テンプレート:ヘラクレスの系図
脚注
- ↑ アポロドーロス、2巻4・ 7。
- ↑ Tzetzes, Ioannes: Scholien zu Lykophrons Alexandra 932; 924.
参考文献
典拠レコード: