クテシフォン

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クテシフォンのシャープール1世宮殿正面(ササン朝,3世紀)

クテシフォンCtesiphon

バグダードの南東約 40kmのチグリス河岸にあった古代都市。前2世紀パルティア帝国によって軍事基地として建設され,その後冬の都として発展。前1世紀オロデス2世のとき,同国の首都となる。2世紀に入ってしばしばローマ軍の侵入を受けたが,226年ササン朝アルダシール1世によって占領され,以後同朝の首都として繁栄。 637年アラブによって占領され,8世紀バグダードの発展とともに衰退した。現在,「ターケ・キスラー」と呼ばれる巨大なボールト天井をもつササン朝期の宮殿遺跡が残っている。



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